京都を代表する日本酒製造会社「黄桜」(京都市伏見区)が、日本酒造りと地ビール造りを同時に工場見学できる日本初の新施設「黄桜 伏水蔵(ふしみぐら)」を、8月25日にオープンする。 杜氏が実際に作業している様子をガラス越しに見学できる 1925年の創業から愛され続ける黄桜の日本酒。この施設では、日本酒造りの骨格となる、麹造りや酛立て(もとだて・アルコールを作り出す酒母を増やす工程)の様子、仕込みなどの工程を見学。また、1995年に誕生した京都初の地ビール「京都麦酒」は、仕込みタンクや醸造タンクが並ぶ醸造所、缶充填から箱詰めされるまでの様子を公開。ほか、酒造りへのこだわりや技術をわかりやすく伝える展示や、イメージキャラクター「カッパ」の紹介コーナーなどが各階にあり、黄桜のお酒についてより深く学ぶことができる。 また、館内のレストランでできたての日本酒や地ビールを飲むことができるのも、この施設の