真面目に概算してみましょう。 1無量大数 = 10^68 ということは、(計算を簡単にするため正方形にしたとして 縦×横 = 10^34 × 10^34 画素 ということになります。 ところで、アボガドロ数という数があります。 これは、炭素12gに含まれる炭素原子の総数で、およそ 6×10^23個です。 つまり、炭素12gを平面状に敷き詰めたとすると、炭素原子がおおよそ縦×横に (8×10^11)個 × (8×10^11)個 並ぶということです。 仮に炭素原子一つで1画素が実現できると見積もっても、10^34 × 10^34 個の画素を実現するためには炭素原子が2×10^45 g 必要となります。 一方、炭素の密度は、最も大きい場合で 3.5 g/cm^3 (ダイヤモンド)。 つまり、炭素2×10^45gは、 (2×10^45) / 3.5 = 5.7×10^44 cm^3 の体積を占めま