「Elysium」と呼ばれている宇宙ステーションに暮らし何の問題も無く暮らす富裕層の人々と、それ以外の地球に残された人口過剰・犯罪・貧困で荒廃し絶望的な状況に置かれているその他大勢の貧困層とに分かれてしまった超絶格差社会において、貧困層の人々は「Elysium」にある最先端の医療技術を必要とし、一方の「Elysium」では反移民法によって豪華なライフスタイルを維持するためなら何でもするという状態に。そしてこの宇宙と地球、物理的に二分されてもうどうしようもない世界の中でたったひとりだけ、平等をもたらす可能性を持ってしまった普通の男が主人公のマックス(マット・デイモン)。彼は不安定な生活の中、いやいやながらも危険なミッションに巻き込まれ、「Elysium」長官デラコート(ジョディ・フォスター)との壮絶な戦いをすることになるものの、もし彼が成功すれば彼自身の人生を救うだけでなく、地球上にいる何百
日本の現政権下では骨抜きになりつつある「天下り規制」。ここアメリカではどこが“天”か分からないほど、政・財・官・学の間を人がよく動く。いわゆる回転ドア(リボルビング・ドア)だ。 アメリカの回転ドアシステムの弊害を鋭く暴くドキュメンタリー映画「Inside Job(インサイド・ジョブ)」(日本公開は未定)が話題を集めている。アメリカでの公開は2010年10月8日。今年度のアカデミー賞ドキュメンタリー部門候補との呼び声も高い。 監督はリチャード・ファーガソン。米MIT(マサチューセッツ工科大学)で博士号を取得した後、政府でコンサルタントを務め、後に事業を起こし経済的に成功した人物である。政治・政府・民間をバランスよく知り尽くした異色の監督だ。 さらに、登場人物が凄い。実際のインタビューに答えるのが、著名投資家のジョージ・ソロス氏、IMF(国際通貨基金)のドミニク・ストロス・カーン専務理事、シン
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