22日午前4時前に当選確実となった自民党比例代表の外食産業大手「ワタミ」元会長渡辺美樹氏(53)は、東京都大田区の事務所で「こんなに長い夜になるとは。皆さまのおかげで次に進める」と笑顔で感謝を述べた。 朗報を待ちわびた約50人の支援者らの万歳三唱に何度も頭を下げた渡辺氏は「私は(国会議員)1年生。『1年生は何でもやります』と言うのが私の会社でも正しい回答だ。高齢者が安心して暮らせ、子どもたちが夢を語れる国にしたい」と抱負を述べた。 また、「ブラック企業などのワタミ批判、私への誹謗(ひぼう)中傷があり想像以上の逆風だった」と選挙戦を振り返り、「これからの実績が一番の反論になる」と力を込めた。