今年一年掛けてNHKで放送された大河ドラマ『真田丸』、三谷幸喜脚本、堺雅人主演のこのドラマは、今まで幾度も描かれた戦国時代を対象としながら、新たな視点や斬新な演出で視聴者を湧かせ、SNSを(で?)盛り上げました。 真田丸がどうして面白かったか、というかどこが良かったか。色んな人が評しているとは思いますが、私なりに思うところもありまして(実は6月頃に「ここが面白いよ!」という記事を書こうと思って結局最終回まで来てしまった…)まとめ感想として書きたいと思います。 (この記事の中では人物の敬称を省略しています、予めご了承下さい。) 主演・堺雅人の唯一無二の魅力 「新選組!」での山南敬助で見せた切れ者かつ優しい武士、「半沢直樹」でのまじめかつ正義感あふれる銀行員、「リーガル・ハイ」での古御門研介で披露した一癖も二癖もある奇っ怪な弁護士など、彼の演技力が本作でも遺憾なく発揮されているのは当然でしょう