PHPを初期設定のまま使うと、いろいろ問題が起こる可能性があります。今回は、問題の発生を未然に防ぐ設定法をいくつか紹介します。(編集部) 初期設定のままでは良くないところもある ここ数回はPHP実行時の設定について解説しています。実行時設定を変更する方法として、PHPの設定ファイル(以下php.iniファイル)に設定を記述する方法と、Apache HTTP Server(以下Apache)の設定ファイルにPHPの設定を記述する方法の2つがあり、前回はその使い分けについて解説しました。 サーバ全体で標準の設定値としたいものはphp.iniファイルに、バーチャルホストやURLごとに変更したいものはApacheの設定ファイルに記述する、という使い分けの指針も示しました。 今回は、php.iniで設定できる項目、つまりサーバ全体にかかわる設定項目の中でも、初期設定のままにしておくことがあまり適切で