印刷 米歌手マイケル・ジャクソンさん(当時50)が2009年6月に急死した事件をめぐり、過失致死罪に問われた元専属医コンラッド・マレー被告(58)について、ロサンゼルスの地裁の陪審は7日、有罪の評決を言い渡した。 裁判で検察側は、マレー医師が、不眠症対策で強力な麻酔剤をジャクソンさんに投与したのに、十分な注意を怠り、ジャクソンさんを死なせたと主張。一方、弁護側は、マレー医師の目の届かないところでジャクソンさん自らが過剰な麻酔剤を摂取したと、無罪を主張してきた。 9月から始まった裁判は3日に結審し、陪審団は4日から評議に入っていた。(ニューヨーク=田中光) 関連記事〈ロイター〉M・ジャクソンの追悼公演が10月に開催、C・アギレラら出演へ(8/12)