ネコに萌える侍を演じた北村一輝[映画.com ニュース]「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」、「くろねこルーシー」などに続く動物シリーズの最新作、「猫侍」(山口義高監督)が3月1日から公開される。愛らしいネコと触れ合うことで心情を変化させていく侍を演じたのは、北村一輝だ。「このユルさは決して他では真似できない」と映画の独創性に自信を持つ北村に話を聞いた。 舞台は幕末。かつて百人斬りと恐れられた剣豪・斑目久太郎(北村)は、いまや浪人となり果て、生活にも困窮していた。ある日“犬派”の米沢一家が斑目の下へやって来て、敵対する“猫派”の相川一家の親分の飼い猫の殺害を依頼する。大金につられ引き受けた斑目だったが、ターゲットの白猫・玉之丞のつぶらな瞳に見つめられるや否や、“癒し”の感情を芽生えさせ、こっそり連れ帰り飼い始める。敵役に寺脇康文、ヒロインに蓮佛 美沙子¬が出演する、新感覚の刺客エンターテイン