朝鮮半島を南北に分断する非武装地帯(Demilitarized Zone、DMZ)からほど近い、韓国・坡州(Paju)の検問所を通過し、開城(Kaesong)工業団地に向かう韓国の企業関係者ら(2013年9月16日撮影)。(c)AFP/KIM DOO-HO 【9月16日 AFP】韓国と北朝鮮の間での軍事的緊張の高まりから稼働が止まっていた両国の共同運営事業、開城(Kaesong)工業団地が16日、5か月ぶりに再開し、韓国の企業関係者らが南北軍事境界線を越えて北側に入った。 南北関係の改善に向けて協議を重ねた両国は、最近になって同団地の操業再開で合意に至っていた。現地時間16日午前8時30分過ぎ、関係者らをのせたトラックなど数十台が境界線を越えて工業団地へと向かった。 北朝鮮は今年初め、連日のように核攻撃をちらつかせて韓国を威嚇して両国間の軍事的緊張を数か月にわたり高めた末、4月上旬に開城工