次期大統領選に向けた選挙運動の一環で、米ニューヨーク(New York)で演説するバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領(2012年6月4日撮影)。(c)AFP/Jewel Samad 【6月8日 AFP】「イスラム武装勢力『パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)』が核兵器を取得した可能性がある」、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は政権発足後すぐに安全保障上の究極の悪夢に直面していた――5日に発売された米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)のワシントン支局長、デビッド・サンガー(David Sanger)氏の新著『Confront and Conceal(直面と隠匿)』はこのように述べている。 同書によると、オバマ大統領は2009年初夏に大統領執務室(Oval Office)で開かれた劇的な