米ニュージャージー(New Jersey)州ウェストニューヨーク(West New York)のイチョウの幹に「聖母マリア(Virgin Mary)」が出現したと騒ぎになっている。 ハドソン川を隔てたマンハッタン(Manhattan)島とは一変、犯罪で悪名高いタフな街だが、とりわけ聖母マリアへの信仰心が強いラテン系移民が多く、「奇跡だ」と崇める住民たちは昼に夜に通い詰めている。 警察はイチョウの周りに金属製の防護柵を立て、木と住民たちの両方を守るために近くにパトカーを停めて張り込んでいる。最近、息子がハッカーとして逮捕されスキャンダルになっているフェリックス・ロケ(Felix Roque)市長は、この事態に対し、1日1000ドル(約7万8000円)の特別支出を行ってあたると地元紙に語った。 写真は、ウェストニューヨークで幹に「聖母マリア」が現れたというイチョウの街路樹にバラを捧げる人(20