Jenkins ユーザ・カンファレンス 2015の講演資料です。 弊社で開発したPS3/VitaゲームのJenkins使用事例を紹介します。主な内容としては自動ビルドとデプロイ、自動テストで、デプロイでは並列化を使いPS3向けのROMやVITAのパッケージ、日本版、アジア版など、あわせて数百ギガのデータを6時間で作成する手法を紹介します。 また、自動テストではAIを使用したモンキーテストやスモークテストの事例を紹介します。Read less
あなたはプロジェクトのソースコードに対して適切にCIを回しているかもしれません。定期的にコードカバレッジの測定も行い、90%以上もしくは100%の数字を出しているかもしれません。 しかし果たしてそれで十分でしょうか?もしくはコードカバレッジだけにとらわれすぎていないでしょうか? 監視とは(システムに対する)継続的なテストである、というのは筆者の尊敬する奥一穂氏の言葉ですが、その逆もしかりで 「テストとはプロジェクトに対する継続的な監視である」 ということも言えます。 その観点に立ってみると、プロジェクトのソースコード以外にもテストが必要なものがたくさんあることに気づくでしょう。以下に実際に筆者が自分のプロジェクトの中でソースコード以外にテストを書き、CIを回していたものを挙げてみます。 アプリケーション設定ファイルのテスト 開発中に本番用の設定ファイルを使うことはないため、本番用の設定ファ
インフラ構築の現場で活用が広がっている国産OSS「Serverspec」をご存知でしょうか。Think ITで活用連載を執筆したTISの池田氏と、開発者であるServerspec Operationsの宮下氏のインタビューが実現したので対談形式でお届けします。Serverspecってなに? という方はぜひこちらの連載もご覧ください。 宮下:宮下です。よろしくお願いします。4月からフリーランスでソフトウェアエンジニアとして仕事をしています。個人事業主の届け出を出すと屋号を付けられるので、「Serverspec Operations」にしてみました。ただ、特にそれを前面に押し出して活動しているわけでもなく、今はクックパッドでフルタイムで仕事をしています。主にインフラ周りの業務、たとえばVagrantを導入したり以前から使っているPuppetの整備をしたりなど、あとはインフラCI※の整備をしてい
本連載では第一線のPerlハッカーが回替わりで執筆していきます。今回はmyfinderこと久森達郎さんで、テーマは「Perlアプリケーションのテストと高速なCI環境構築術」です。テストに利用するさまざまなモジュールから、CI(Continuous Integration、継続的インテグレーション)環境の構築、そして増えたテストを高速に実行する枠組みの構築までを紹介します。 なお本稿のサンプルコードは、本誌サポートサイトから入手できます。 テストの目的 まずはテストを行う目的を整理します。 コードを壊していないことを確認する 1人で開発するものであれば、どんな状況であれ責任を負うのは自分だけですが、チームや組織が複数にまたがる場合にはテストが重要になります。プロダクトが大きくなるにつれ、自分の開発によって想定外の機能にも影響を与えることが多くなります。逆にほかの開発者が行ったコミットによって
はじめに はじめまして。(株)ミクシィの加藤和良です。2008年度に入社し、2011年1月からはシステム本部 技術部に所属しています。技術部は、日記やコミュニティといった特定のサービスに紐づかない、mixi全体を裏から支える部署です。「支える」ための方法は、実際のサービスの一部として動作する共通基盤から、開発効率を上げるために社内で動作しているものまで、多岐にわたります。 mixiでは、ここ数年で自動テストの導入が急速に進みました。図1は、mixiのソースツリーにおけるコードと、そのテストコードの毎月1日のバイト数をグラフにしたものです。2008年の頭には少なかったテストが急速に増え、今年の5月にはコード量をも追い越しているのがわかります。 携帯電話向けmixiである「mixiモバイル」の開始が2004年、mixiニュースが2006年ですから、2008年当時のmixiも、それなりに大き
全国1億2000万の Docker ファンの皆さんこんにちは。 MySQL の起動がとてつもなく遅いのは有名な話。 ところが Docker コンテナの起動はなかなか早いので、 MySQL を使っているようなテストを高速化するケースで有用性が認められるのではないかと思って PoC を書いてみた。 (宣伝)こういった話も含めて YAPC でトークしたいので SNS 等で upvote お願いします: ( ✌'ω')✌ 楽しいモデル層開発 - YAPC::Asia Tokyo 2014 (宣伝おわり) MySQL を使ったテスト MySQL を使ったテストをする場合、だいたい次の 2 パターンになる。 MySQL をテストのたびに起動してクリーンな状態で使う ローカルにデーモンとして起動した MySQL に接続して DROP TABLE や TRUNCATE でクリーンな状態にして使う だけど、
テスト自動化の導入理由や効果測定をROIという観点で説明できるように、テスト自動化のROIの概念から実際の計算式までを解説する連載です。 連載目次 はじめに:本連載について 本連載を担当しますテスト自動化研究会(STAR)の太田健一郎と申します。本連載では、読者の皆さまがテスト自動化の導入理由や効果の測定をROI(return on investment、投資利益率、投資収益率、投資回収率)という観点で説明できるように、テスト自動化のROIの概念から実際の計算式までを数回にわたって解説させていただきます。 連載の流れは以下の通りです。 テスト自動化とROI ROIの試算式の構成要素と試算式 ROIの試算式の詳細と実際 本連載の対象読者は以下を想定しています。 テスト自動化を推進するエンジニア テスト自動化の定性的な効果は理解しているが、定量的な説明がうまくできないエンジニア 本連載で取り上
Kiwi+CocoaPodsで始めるiOSアプリの振る舞いテスト入門:iOSアプリ開発でもCI/継続的デリバリしようぜ(2)(1/4 ページ) 現代の開発現場において欠かせないCI/継続的デリバリを、iOSアプリ開発に適用するためのツールやノウハウを解説する連載。今回は、iOSアプリの機能の振る舞いをテストするテスティングフレームワークの特長とインストールの仕方、主な使い方を解説します。 前回の「iOSアプリ開発でCI/継続的デリバリ環境を始めるための4種の神器」では、CI/継続的デリバリ環境を構築するために必要なツール・サービスを紹介しました。 今回はiOSアプリのためのテスティングフレームワークの1つである「Kiwi(キウィ)」を使った振る舞いテストの書き方について解説します。 振る舞いをテストするテスティングフレームワーク「Kiwi」とは KiwiはiOSアプリケーションの機能の振る
技術部アルバイトの鈴木(@draftcode)です。 クックパッドが内部向けに開発・運用を行ってきた、分散テスト実行システムRRRSpecをオープンソースとして公開しました。RRRSpecは時間のかかる自動テストを分散処理することで、全体のテスト時間の短縮を狙うアプリケーションです。現在クックパッドでは17000を超えるテスト項目があり、マシン一台でテストを実行すると完了まで数時間かかります。このテストを60並列程度の分散処理で行うことで、平均8分から9分程度で完了できるようになりました。また、Amazon EC2のスポットインスタンスを利用することにより、大幅なコスト削減も同時に達成しました。 https://github.com/cookpad/rrrspec 分散テスト実行とは アプリケーションが大きくなるにつれて、自動テストの数も大きくなっていきます。クックパッドでは、非常に多くの
Web技術について横断的に語り合うイベント「CROSS 2014」が1月17日、都内で行われました。 そのセッションの1つ「現場に聞く!テスト/CI/DevOps、実際のところどうなの」では、フリーランスエンジニアの伊藤直也氏がセッションオーナーとして司会を担当し、クックパッドで開発まわりのエンジニアをしている舘野祐一氏、はてなでアプリケーションエンジニアをしている伏井洋平氏、KAIZEN platform Inc.の石橋利真氏らがスピーカーとして登壇。 先進的な現場でテストやCIがどのように行われ、エンジニアのチームがどのように情報共有をしているか、本音で語るという注目すべき内容でした。本記事ではそのダイジェストを紹介しましょう。 現場に聞く!テスト/CI/DevOps、実際のところどうなの 伊藤 今日のテーマとしてはCI(Continuous Integration、継続的インテグレー
今年の3月に 入門Chef Solo - Infrastructure as Code という本を書いた。 その名の通り Chef の入門書なのだけど、このサブタイトルは "Configuration Management Tool (構成管理ツール)" でもなく "Provisioning Framework (プロビジョニングフレームワーク)" でもなく、はたまた "Automated Infrastructure (自動化されたインフラ)" でもなく、"Infrastructure as Code" にした。 この一年で Chef や Puppet にはずいぶんと注目が集まった。おそらく、AWS をはじめとするクラウドサービスがより広いユーザーに浸透したことで仮想化環境が前提になって、以前よりも頻繁にサーバーを構築し直したりする機会が増えたとかその辺がひとつ理由として挙げられると思う
本シリーズは、WebブラウザをUIとして利用した業務システムやアプリケーション(以下、Webシステム、Webアプリケーション)のテストをテーマとして、Webブラウザを使ったテストを自動化するOSSのツール「Selenium2」を紹介します。業務システム開発の現場で適用してきたノウハウを元に、これまでSelenium2について知らなかった人から以前使った経験がある人まで、より実践的な「使える」内容を盛り込んでいきたいと思います。 1. はじめに 今回は、Selenium2を利用して作成した自動テストをフル活用すべく、JenkinsというCI(継続的インテグレーション)ツールを利用して、Selenium2のテストを自動実行する方法について説明します。また、IE、Firefox、Chrome、Safariなど多様化するブラウジング環境でのテスト方法やテストの並列化についても説明します。 2. J
先日、日本Javaユーザグループ(JJUG)主催のJJUG CCC 2013 Fallで、「ユニットテスト改善ガイド」というタイトルで登壇してきました。自分の経験を元に、ユニットテストをチームや組織へ導入する時に起こりえる問題とその解決のヒントに関するセッションです。本エントリーではそのセッションの内容を再構成して公開します。 はじめに 近年のシステム開発では、ユニットテストや継続的インテグレーション(以下、CI)の導入は必要不可欠と考えられています。とはいえ、どんな組織(チーム)でも簡単に導入できているわけではありません。特に、大きな組織や古くからの慣習を残している組織では導入したくとも中々進まないと感じているところが多いのではないでしょうか?。 私は、これまでに多くの開発現場でユニットテストやCIの導入について推進してきました。成功したケースもあれば失敗したケースもあります。そして、失
一昨日 Testing Casual Talks #1 に参加した。名前の通り、ソフトウェアテストに関するカジュアルなカンファレンス。とても面白かった。すこし思ったところを書いていこう。 テストのエンジニアリング トップバッターの @ikasam_a さんの発表では Software Engineer in Test at DeNA ということで、氏が勤務先でテストエンジニアリング部門を立ち上げていくにあたってのいきさつや背景といったところが述べられていた。 テストは開発者の生産性を向上するためにある、生産性向上のためにテストを書くテストエンジニア、近年複雑化するテストの実行環境を構築するのもテストエンジニアの役目、"Testing Activities SHOULD be in Developments" ─ テスト活動は (従来型のQAのように開発の外ではなく) 開発の中で行われるべき
状況はかなり改善した 非同期、setTimeout, Ajax系はSinonJSで簡単に Swarm系のツールでDOMのテストも容易に 環境構築も非常に楽になった PhantomJSはバイナリもあるし、ビルドも簡単 Swarm系のツールならブラウザでURLへアクセスすればすぐテスト開始
JenkinsでCI(継続的インテグレーション)すればAndroidアプリ開発はもう怖くない:Androidアプリ開発テスト入門(6)(1/2 ページ) 日本Androidの会テスト部が、いままで培ってきたAndroidアプリ開発におけるテストのノウハウを、実際のテストコード例とともに紹介していきます 本連載「Androidアプリ開発テスト入門」では、Androidアプリを開発している方のためにテストの基本的なノウハウを解説しています。第6回では、CIツールである「Jenkins」を用いてAndroidをテストする方法を解説します。 いまさら聞けない「継続的インテグレーション(CI)」とは 「継続的インテグレーション」(以下、CI)とは、アジャイルのベストプラクティスの1つで、「すべてが自動化された再現可能なビルド・テストを日に何度も行うこと」です。 CIのメリットには、次のものがあります
romaji というライブラリを書いた。 - 寿司じゃないブログ という記事を書いたのだが、テスト環境について反応があったのでもうちょい詳しく書く。 RSpec テスティングツールのデファクトスタンダード。 http://rspec.info/ に行くか、The RSpec Book を読もう。 Guard ソースコードが編集されているかを監視して、変更があった場合に自動でテストを走らせてくれる。 guard/guard · GitHub guard と guard-rspec を gem install して、以下のようなファイルを Guardfile という名前でプロジェクトのルートディレクトリに置き、 guard コマンドを走らせると、watch で指定したファイルの変更の監視してくれる。 guard 'rspec', :version => 2, :all_after_pass =
このエントリは、 TDD Advent Calendar 2011 の 7 日目の参加エントリです。前日は @sue445 さんの実録!TDD風景でした。 しかし TDD Advent Calendar 2011 は、名エントリが多いですね……ハードルが上がり続けていて胃に穴があきそうです。私の言いたいことの多くは、既に @bleis さんのTDD の基礎体力と、TDD に対する想いや、 @shuji_w6e さんのTDDを学ぶべき10の理由で語られています。二つとも素晴らしいエントリなので、ぜひ読んでみてください。 そろそろカバレッジについて一言いっておくか さて、今日書くのは、カバレッジについてです。 @bleis さんのエントリに以下のような記述があります。 もう一度言いますが、TDD のテストは Developer Testing であって、品質保証を目的としたテストではありません
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