WindowsネットワークはNetBIOSと呼ばれる古い技術をベースにしている。そのため長いコンピューター名が使えないとか、ネットワーク上でユニークな名前が要求されるなどの制約がある。 連載目次 前回は、共有リソースを見つける「コンピューターブラウザー」と「ネットワーク探索」サービスについて解説した。今回からは、ネットワークプロトコルの内部について見ていく。今回は、Windowsネットワークと深い関係があるNetBIOSについて、その歴史を振り返りながら見ていこう。 NetBIOSとは? 一般にTCP/IPネットワークでは、利用する機器にユニーク(一意)な「IPアドレス」を付けておけば、とりあえず問題なく相互に通信ができる。TCP/IPネットワークでは、IPアドレスさえあれば(「名前」がなくても)相互に通信できるからだ。だがWindows OSの場合は少し事情が異なる。Windowsネット
ソフトウェアを作成するには、プログラム用の特別な言語(=「プログラミング言語」と呼ばれる)で、そのソフトウェアの動作や見た目を記述する必要がある。本稿で紹介する「Small Basic」とは、そのようなプログラミング言語の1つである(※ただし、執筆現時点での最新バージョンは「0.6」で、まだ正式版ではなく、日本語版もまだない。2010年2月8日現在、「0.8」で日本語版の提供が開始された)。 なぜ、いまさらそのようなプログラミング言語が新たに作られてようとしているのか。 Visual BasicやC#、Java、Rubyなどの最近のプログラミング言語は長年蓄積されてきた技術や考えが多数導入されており、プログラミング言語が誕生した当時から比べると、非常に洗練されてきている。しかも、機能も盛りだくさんである。洗練されて機能が豊富ということは、それだけ「プログラミング初心者が学ぶには難しい」とい
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