最近、BREATHER(ブリーザー)という企業から、カフェイン(Caffeine)を吸うデバイスとカフェイン入りカートリッジが発売された。気化させたカフェインを吸う製品だが、健康への悪影響はないのだろうか。 ヘロインとの親和性 依存性薬物であるカフェインは、その薬効をうたえば医薬品と処方され(日本薬局方)、同時に薬効をうたわなければ食品添加物として使うことができる。だが、世界的にカフェインを添加したエナジードリンクが問題視され、未成年者への販売が規制対象になっている地域もある(※1)。 そのため、厚生労働省や農林水産省は、カフェインの過剰摂取に注意を喚起し、食品安全委員会も食品中のカフェインについて情報提供を行っている。従来と異なる方法、アルコールと一緒の摂取、多量の摂取には、特に注意して欲しいとうったえている(※2)。 カフェインはヘロイン(Heroin)と親和性が高い。健康へ悪影響を及