7月26日、食品安全委員会の放射性物質の食品健康影響評価に関するワーキンググループの第九回会合が開催されました。今回の会合で評価書案が完成したので、最終回ということになります。ワーキンググループ終了後には緊急で第392回食品安全委員会が行われ、30分間の記者会見が開かれました。ワーキンググループと記者会見のシーンをかいつまんでご紹介します。 以前の傍聴記録はこちらです→第一回、第二回、第三回、第四回、第五回、第六回、第七回、第八回 今回のWGの議論には9名の専門委員、4名の専門参考人と6名の委員が参加しました。(欠席の専門委員は佐藤洋氏、遠山千春氏、花岡研一氏、林真氏、村田勝敬氏、委員は畑江敬子氏。) 配布資料はこちらで見ることができます。 評価書案の内容は別記事にまとめましたが、主なポイントは次の通りです。 ●ウランは動物試験の結果から、TDI(耐容一日摂取量)を0.2μg/k