【特集】京都市内に佇む"廃墟と化した建物"「日本・中国・台湾」の関係に翻弄された歴史 2021年01月25日(月)放送 SHARE 京都市内の住宅街の一角に“廃墟と化した建物”があります。壁が崩れて近隣の住宅に直撃するなどの被害が出ていますが、京都市などは「対策は難しい」と話します。一体、建物の所有者は誰なのか。取材を進めると、歴史に翻弄された実態が見えてきました。 ガラスが割れツルが生い茂る無人の建物 京都市左京区の閑静な住宅街。その一角に、フェンスで囲われた5階建ての建物が佇んでいます。外壁にはツルが生い茂り、窓ガラスも割れてしまっていて、住人は確認できません。立ち入ることができない廃墟と化しています。この建物は一体何なのか、近所の住民らに話を聞いてみました。 (近所の住民) 「気持ち悪いし、ガラスとかも実際に風が吹いたら飛んできて落ちていたこともあった。あまり詳しくはわからないんです