まずは前回のおさらい。Windowsでは、パフォーマンスに関するさまざまな情報をperfmon.exeを使って取得できる。グラフ表示などの可視化も簡単にできて非常に便利だ。しかし、評価を「定量的」に行おうとするなら、ある一時期の状態を見てもあまり意味がない。サンプルとなるデータが一定量以上集まらないと、分析評価の精度が上がらないのは自明なことである以上。 というわけで、今回はperfmon.exeで継続的に各指標のカウンタ値を収集していく方法を解説しておこう。 「パフォーマンス」MMCスナップインの左ペインには、「システムモニタ」と「パフォーマンスログと警告」の2つの項目がある。「パフォーマンスログと警告」を開き、「カウンタログ」をクリックしよう。「カウンタ」の「ログ」、つまり「カウンタログ」は継続的にカウンタの値を記録するものだ。我々はシステムの用途に応じて、評価したいカウンタを含むカウ