IBMは米国時間10月5日、小規模企業向けに規模を縮小したソフトウェア製品群を発表した。これらには、ソフトウェア配布および自動化向けの「Rational Build Forge」や「Tivoli Network Manager」の小規模企業向けに特化させたバージョンが含まれる。 同社によると、これらの製品は、大企業とは異なり、これらの製品が対象とする処理を一般的には社内で管理しない小規模企業向けであるという。 IBMのこれまでのソフトウェア製品のほとんどは、従業員数1000名以上の組織向けに設計されていた。 IBMは、小中規模企業(SME)のIT費用が2007年の間に10%増加するというコンサルタント企業AMI Partnersによる統計を引用している。しかしAMIによると、その増加の大部分は、ブラジル、ロシア、インド、中国などの開発途上国におけるものであるという。 今回の新製品群の1つで