Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2019-05-14 06:30 Microsoftが「Cortana」の位置づけを変更し、「Alexa」や「Googleアシスタント」のような独立したデジタルアシスタントではなく、ユーザーを支援する仕組みとして位置づけているという話が出始めてから、少なくとも1年は経っている。これまで、このことが何を意味するかについては詳しい情報が出回っていなかった。しかし同社は、5月第2週になって新たなCortana戦略についての情報を発信し始めた。 Microsoftの開発者向けカンファレンス「Build 2019」が開催されるまで、この話題に関する手がかりはほとんどなかった。筆者は過去に、同社の役員らから、Cortanaを複雑なマルチパートのクエリを扱えるものにすることで、ほかのパーソナルデジタルアシス
「Amazon Alexa」と「Cortana」の連携機能を試して分かったこと:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/3 ページ) 2017年8月末に突如発表された米Amazon.comと米Microsoftの「音声アシスタント」提携。スマートスピーカー市場をリードするAmazonの「Alexa」と、膨大な数の稼働デバイスがあるWindows 10の「Cortana」が連携するとあって注目を集めたが、当初予告されていた「2017年内」を過ぎても、サービスが始まることはなかった。 2018年に入ると、米国ではAlexa搭載のWindows 10 PCが多数発表され、この音声アシスタント連携の存在価値に疑問符が付いたりもしたが、2018年5月には開発が進んでいることが公の場であらためて明らかになった。 Microsoftが2018年5月に米ワシントン州シアトルで開催した開発者向けイベ
Microsoftの「Cortana」とAmazonの「Alexa」の相互連携機能が米国時間8月15日、早期アクセスを希望するユーザー向けのパブリックプレビューに達した。これは1年前の2017年8月に初めて発表されて以来待ち望まれてきた機能だ。「Echo」デバイス、「Harman Kardon Invoke」スピーカー、「Windows 10」搭載PCから利用できるようになる。 両社は双方の音声アシスタントの強みを活かしたいと考えている。MicrosoftはCortanaを「Outlook」の電子メールやスケジュールに深く統合しており、Alexaは、広範囲にわたるスマートホーム制御が可能で、サードパーティーによるスキルがますます増えている。Microsoftは、それらのスキルの「多く」がリリースとともに利用可能となり、その後もさらに拡充されるとしている。 ユーザーは、「Alexa、Cort
先ごろ開催されたCES 2018では、Amazonの「Alexa」と「Googleアシスタント」がさまざまな製品に搭載されるとの発表が相次いだ。そしてMicrosoftの音声アシスタント「Cortana」の今後について、多くの人が気がかりになっているかもしれない。 米ZDNetのLarry Dignan氏は、今回のCESでCortanaがますます窮地に追い込まれる可能性があるとしていた。また、MicrosoftのCortanaと「Dynamics 365」をめぐる取り組みの見通しがはっきりせず、さらにはCortanaのスキルの数が「Alexa」に遠く及ばないといった報道を踏まえると、Cortanaの未来はそれほど明るくないと言わざるをえないようにも思える。 しかしMicrosoftは、Cortanaが窮地を迎える次の消費者向けテクノロジになるかもしれないとの見方を覆そうとしているようだ。
マイクロソフトのサトヤナデラCEOは失敗した製品をすぐに切り捨てる方針で、Microsoft Band、Groove Music、Windows Phoneなどを最近も消し去りましたが次のターゲットはCortanaかもしれません。 MicrosoftのCortana デジタルアシスタントはほぼすべてのWindows10 PCに搭載されていますが、大規模な開発は現在行われておらず、Alexaなどに比べても機能不足が目立ちます。 また実際のところWindows 10のユーザーはあまりCortanaを利用しておらず、また本来Cortanaのスタート地点だったWindows Phoneも既に存在しないことから扱いが難しいとみられています。 現在開発ではCortanaはAmazon Alexaと相互利用できる機能の実装に向けて動いており、Cortana端末からAmazon Alexaに話しかけて操作
2017年に日本上陸を果たしたAmazon.comのAIアシスタント「Alexa」と、それに対応したスマートスピーカーの「Amazon Echo」が世界的に注目を集めている。 毎年1月には米ラスベガスで世界最大規模のテクノロジートレードショー「CES」が開催されるが、2017年のCES 2017に続き、2018年のCES 2018でもAlexa旋風を巻き起こした。 これに対抗するGoogleもCES 2018で大規模なプロモーションを展開し、同社のAIアシスタントである「Googleアシスタント」のアピールを繰り広げた。純正スマートスピーカー「Google Home」以外にもGoogleアシスタント対応デバイスを増やし、家電製品の「制御ハブ」としてのポジション確立に躍起だ。 Googleは、Amazon Alexa対応のタッチディスプレイ搭載デバイス「Amazon Echo Show」に対
Microsoftの「Cortana」が、「Windows」搭載PCで競争に勝てないとすれば、他にどこで勝てるというのか。CES 2018では、Amazonの音声アシスタント「Alexa」が、Acer、ASUS、HPの各システムに搭載されることが発表され、搭載システムは今後さらに増えるとみられている。 Amazonは1年前に、Alexaをあらゆる分野に送り込む戦略を展開し始めた。CES 2018では、Alexaの基盤がスマートホーム全体を網羅し、各種提携によって拡大していることがうかがえる。 フロントエンドアシスタントとしてのCortanaの未来はますます翳りゆく一方だ。以下の事実がそれを示している。 Microsoftは、同社のERPおよびCRMシステム「Dynamics 365」にCortanaを統合する従来の計画を中止した。今後は新しい長期的なインテリジェントソリューションに注力する
米Microsoftは10月20日(現地時間)、同社の音声AIアシスタント「Cortana」を搭載する韓国Samsung Electronics傘下のHarman Kardon製スマートスピーカー「Invoke」が22日に発売されると発表した。価格は199.95ドル。 Invokeは音質で定評のあるHarman Kardonが手掛けたCortana搭載スピーカー第1弾。2つのパッシブラジエーター、3つのツイーターとウーハーで360度サウンドを実現する。 7つのマイクが内蔵されており、Harmanのエコーキャンセルやノイズリダクションアルゴリズムでうるさい環境でも命令の音声を聞き取れるとしている。 Cortanaを搭載するので、Windows PCと同様にSkypeでのフリーハンドでの通話やSpotifyやNestのスキルを利用できる。 また、Cortanaは今後Amazon Alexaと連
HPが「Cortana」搭載スピーカを開発することを最初に明らかにしたのは、5月のことだ。その発表は、Harmon Kardonの「Invoke」が披露されてからわずか数日後に行われた。そのとき、コンセプトはほとんど明かされなかったが、Microsoftは米国時間5月31日、「COMPUTEX 2017」カンファレンスでの基調講演で、同スピーカのアーティスト画像を披露した。 このスピーカは、MicrosoftのバーチャルアシスタントであるCortanaの入力端末として機能する。Cortanaは、Amazonの「Alexa」や「Google Home」が優位に立つスマートホーム分野に再び挑戦するようだ。 Microsoftは同カンファレンスで、コネクテットデバイスで構成されるネットワークのあらゆる場所でCortanaを利用できるようにするという基本方針を示した。
昨年末に動画が公開された、MicrosoftによるCortana搭載のHarman Kardon製スマートスピーカー。 Amazonの「Amazon Echo」、Googleの「Google Home」に続き、Microsoftもこの領域に参入かと編集部でも盛り上がりました。 動画の公開と同時に、コルタナの開発環境であるCortana Skill Kitが2017年初旬に一般提供予定であることも発表されたことも盛り上がった一因でした。 このMicrosoftによるスマートスピーカーの名前が「Invoke」となるのではないかという話が、数日前から海外ネットメディアで噂されています。 MSPoweruserによると名前は「invoke」と呼ばれ、一般的なスマートスピーカーの機能の他にSkypeも統合される予定だそうです。 MSPoweruserによれば、「Invokeで誰かに電話をかけたい場合
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