結論はこうだ。「Androidに、Javaからのコード流用の疑念が提出されたが、両者のコードを比較した結果、明らかな流用は発見できなかった」。この一連の経緯を振り返ってみよう。 (本記事は、ゲストブロガーのITジャーナリスト 星暁雄氏による投稿です) デコンパイルでソースを復元、比較 知的所有権問題のコンサルタントが「AndroidにJavaのコードが混在か?」という内容のBlog記事を書いた。記事の内容は、ComputerWorldやEngadgetに紹介された。読んだ人は「Googleはまずい事をしでかしたものだ」との印象を持ったことだろう。Googleは、AndroidがJavaの特許と著作権を侵害しているとしてOracleから訴えられている最中だからだ。だが、記事を読んだプログラマが「結論としてJavaコードの盗用の事実はない」ことを明らかにした。 火種となったのは、Florian
Javaの発明者James Gosling氏がJavaをめぐるOracleの訴訟によって吹き荒れている嵐についてコメントする。 http://nighthacks.com/roller/jag/entry/quite_the_firestorm Sunと特許 初期のSun(weという主語を使っている)においてはあまり特許に関心がなかった。特許という考え方自体には良いものがあったが、(それを管理する)システムはこの時点ではおかしなものになっていた。なのでSunは最初はあまり特許を取得しようとしなかった。でもIBMから「RISC特許」で訴えられた。その内容は「簡略化すれば速くなる」というものだった。あまりにも明かで特許の対象外となるべきアイデアだったが、訴えられ負けた。その賠償金は巨大だった。倒産しそうになった。だから、あまり特許は好きではなかったが防衛のために近代的な企業には必要なものだ(と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く