先日の全労連女性部春闘討論集会の特別報告で保育制度の問題が報告されていましたのでトラックバックをお送りしておきました。 1970年代は「ポストの数ほど保育所」をスローガンに、子どもの数が増えた分に見合う保育所が作られたそうですが、構造改革の2000年代の「待機児童ゼロ作戦」においては保育所の数はあまり増やさずに一つ一つの施設に子どもをすし詰めにしたという経緯が象徴的だと思います。 現在の政権の保育政策は後者の流れをくむものですね。これを変えるには、新たなスローガンが必要なのではないでしょうか。 ひと昔前であれば,子どもを近所で自由に遊ばせていたけれど,今ではたえずうろつき回って頭ごなしに見守る「ヘリコプター・ペアレント」になることが期待されているようです。たとえ1秒でも親が子どもを一人にしようものなら,厳しく非難されます。2016年全英児童虐待防止協会は,子どものネグレクトにあたるのではな