アスレチックスの左右両投げ投手、パット・ベンディット(29)がメジャー昇格即、デビュー。2回を1安打無失点に抑えた。 2-4の7回から登板。まずは左投げで左打者のホルトを一ゴロに。そして右打者のラミレスを迎えると右投げに。左前安打を打たれたが、続く右打者のナポリを二ゴロ併殺打に仕留めた。 8回はすべて右投げで3者凡退。2回を1安打無失点に抑え1三振を奪った。左右ともにサイドハンドで変化球中心の投球だった。ベンディットは「どれだけ注目されても構わないが、勝つためにここにいる。そのために精いっぱいやる」と話した。 ベンディット傘下のマイナー3Aナッシュビルで17試合に登板し、1勝0敗、防御率1・36の好成績だった。 メジャーでの左右両投げは、95年のエクスポズ(現ナショナルズ)のグレッグ・ハリス以来、10年ぶり。