JR東日本は次世代の新型通勤電車「E235系」の量産先行車を製作する。11両編成(うち10両新造、1両改造)で、2015年3月以降落成し、走行試験を重ね、2015年秋ごろから山手線で営業運転を開始する。 「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」をキーワードに、前面の大きな窓や表示装置で、人と人、人と社会を繋ぐ情報の窓を表現した。優先席を増設し、車いすやベビーカーを利用できるフリースペースを各車両に整備。車内情報提供装置の増設やトレインネット環境も充実させる。 車内イメージ 優先席・フリースペースイメージ 主制御器に次世代半導体素子(SiC)を採用し車両の消費電力を抑制するほか、オイルフリーコンプレッサを搭載し環境負荷の低減を試みる。安全面にも配慮し、線路および電力設備の状態監視装置を試験的に搭載するとしている。 advertisement 関連記事 JR東日本の「Suica」のペンギ
杉山淳一(すぎやま・じゅんいち) 1967年東京都生まれ。信州大学経済学部卒。1989年アスキー入社、パソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年にフリーライターとなる。PCゲーム、PCのカタログ、フリーソフトウェア、鉄道趣味、ファストフード分野で活動中。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。2008年より工学院大学情報学部情報デザイン学科非常勤講師。著書として『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』『A列車で行こう9 公式ガイドブック』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」、Twitterアカウント:@Skywave_JP、誠Styleで「杉山淳一の +R Style」を連載している。 東京の鉄道は雪に対してもろい。2013年2月6日、東京圏のJR東日本の列車は雪の影響を見越して大幅に減便し、その影響で都内各駅は大
JR東日本千葉支社は14日、内房線の開業100周年にあわせ、車両展示会やリバイバル列車の運転などを実施すると発表した。 内房線は1912年3月に蘇我~姉ケ崎間が開業。同8月に姉ケ崎~木更津間が延伸開業した。今年8月21日で、姉ケ崎~木更津間が100周年を迎える。 車両展示会は、「内房線・久留里線100周年まつり」として、木更津運輸区にて8月26日(日)の13時30分から16時まで開催。209系電車やDE10型ディーゼル機関車、久留里線気動車の展示のほか、転車台回転や起床装置などの鉄道体験も実施する予定。 リバイバル列車は、団体臨時列車「リバイバル183系さざなみ」として、8月25日(土)に木更津~東京間で運転する。「さざなみ」のヘッドマークをつけた183系6両で運転。木更津運輸区の見学とあわせた旅行商品で、300人を募集する。 このほか、春に発売した「100周年記念入場券」の第2弾も、木更
印刷 ラストランに向け「ありがとう」などと書かれたステッカーが貼られた300系新幹線=16日午前8時57分、東京都品川区、西畑志朗撮影 東海道・山陽新幹線で1992年に初代「のぞみ」としてデビューした300系車両が3月16日に引退する。JR東海は16日、現役の2編成に「ありがとう」「LAST RUN」などと描かれたステッカーを貼り、うち1編成を東京都内の車両基地で公開した。引退まで、この姿で走らせるという。 300系は、車体をアルミ合金にすることで軽量化を実現。従来より50キロ速い270キロで、東京―新大阪を2時間半で駆け抜けた。 3月16日は、JR東海と西日本が別々にイベントを開く。東海道新幹線では午前10時47分発新大阪行きの「のぞみ329号」がラストランとなる。全席指定で、2月16日午前10時から乗車券を販売。約1分で1323席分が完売した。
JR東日本が山手線の品川―田町駅間(東京都港区)で、約40年ぶりに新駅を建設することがわかった。2013年度に新駅を含む周辺の再開発工事の着工を目指す。 山手線の新駅は1971年に完成した西日暮里駅(荒川区)以来で、30駅目。再開発エリアは11年末、外資系企業の誘致を図る国の「国際戦略総合特区」に指定され、新駅は同エリアの利便性を高める要となる。 新駅が予定されているのは、両駅間の港区港南、芝浦付近で、品川駅の北側約1キロの地点。両駅間は2・2キロと山手線の駅間で最も長い。新駅には並走する京浜東北線も停車する計画だ。 品川駅は東海道新幹線が停車し、羽田空港までは京浜急行線で約15分で結ばれている。27年にはリニア中央新幹線で名古屋まで40分で行ける東京の新たな玄関口となるが、新駅は品川駅から所要約2分で、最も近いJR駅となる。 再開発が計画されているのは、品川―田町駅間にある車両基
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