新しく決まったデザイン=警察庁提供現行のもみじマーク=警察庁提供 警察庁は19日、70歳以上の高齢ドライバーが車に表示する高齢運転者標識について、「枯れ葉のようだ」と不評だった「もみじマーク」から、新しいデザインに変更すると発表した。幸福を象徴する「四つ葉のクローバー」の中にシニアの「S」を配置したデザイン。道路交通法施行規則を改正し、年内に新マークが使えるようにする方針。ただし、従来のもみじマークも普及していることを考慮し、当面は廃止せず併存させる。 新デザインは緑、黄緑、黄、だいだいの4色を使い、活発な高齢者のイメージを表現。警察庁は「高齢者が幸せを感じながら過ごし、思いやりや譲り合い、真心のある交通社会の実現への願いを込めた」という。 デザインは昨年11月〜今年1月の間に応募があった1万4573点から、アートディレクターら識者5人による検討委員会が4案に絞り、従来のもみじマーク