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本と増田に関するbunoumのブックマーク (13)

  • 大人になって読み返したらスゴかった 「英文標準問題精講」

    「英文標準問題精講」(原仙作 著)。第5訂版。初版はなんと戦前の1933年。今も屋の大学受験コーナーに行けば売られている、参考書の古典中の古典である。 10年くらい前だろうか。大学受験する時に買ってはみたのだけれど、さっぱりわからんと放り投げたこの参考書を、なぜだか分からないがふと思い出し、棚の奥からひっぱり出してふむふむと読み進めてみたら面白くて止まらなくなってしまった。今では、寝る前に2、3の例文を読むことが最近の日課になってしまってすらいる。 アマゾンでの散々な評価[amazon:英文標準問題精講]で見れるように,このは確かに受験参考書としては使えない。より解説が豊富で効率的に要点を学べるが山ほど出ており、純粋に受験生の実用性でのみ評価した場合、もう役目を終えていると言っていいかもしれない。 しかしそれでも書の魅力自体は色あせていない。「英文標準問題精講」が持つ最大の魅力

    大人になって読み返したらスゴかった 「英文標準問題精講」
  • [似非原]最高に弱まった無職が薦める百冊より少なめの本

    http://anond.hatelabo.jp/20100127001517 さらにヴァージョンアップさせるとこうなる。 差し替え『私とハルマゲドン』 竹熊健太郎『檻の中のダンス』 鶴見済『翔太とのインサイトの夏休み』永井均『アストロモモンガ』 橋治『因果鉄道の旅』根敬『超芸術トマソン』赤瀬川原平編『自転車旅行主義』 香山リカ『天使の王国』 浅羽通明追加『立志・苦学・出世―受験生の社会史』竹内洋『1968年』スガ秀実『日の思想』丸山眞男『現代詩の鑑賞101』大岡信『「知」の欺瞞』アラン・ソーカル『アナロジーの罠』ジャック・ブーヴレス『「世間」とは何か』阿部 謹也『一九七二』坪内祐三『ストリートの思想』毛利嘉孝『数学ガール』結城浩『虚数の情緒』吉田武『無産大衆神髄』矢部史郎+山の手緑『スカートの中の劇場』上野千鶴子『日文学史序説』加藤周一『リベラリズムの存在証明』稲葉振一郎『自我

    [似非原]最高に弱まった無職が薦める百冊より少なめの本
    bunoum
    bunoum 2010/10/23
    『魔法使いの丘』の創土社版は『シャムタンティの丘を越えて』と別の名前で出ています
  • 僕は人生を巻き戻す(書評)皆、強迫性障害予備軍。

    ノンフィクション物語としてかなり面白い。且つ強迫神経症に関して勉強になった。ざっとあらすじを言うと、主人公のエド(重度の強迫性障害者)が一般社会では生活できなくなり、内なる強迫と戦いながら地下室に引きこもり、それを治すために強迫神経症専門のエリート医師とが葛藤する実話である。 結論がどうなるかは書で確かめてほしいとして、気になった点としては強迫症になると自我では到底止めれないことになるということと、自分も含め多くの人が予備軍であるということ。 強迫性障害とは自分の意思に反して不安感が募り、その強迫観念を消すために「儀式」をしなければいられない状態になることをいう。書で「儀式」と訳されていたのでここでも使ったのだが、大げさでもなんでもない。彼らにとってとても重要なことで、それをしなければ心と脳の中で黒板を無数に引っ掻くような「キー」した音が鳴り響き混乱に陥ってしまう。そんな乱れ、不安感、

  • [書評]いかにして問題をとくか

    How to Solve It by Polyaの翻訳で丸善書店からでています.古いで昭和二十九年発行現在11版です. 数学の問題解決について,高校生から学部生,それに指導者が考えるための一貫した視点を与えるです.リストと呼ばれる20項目の自問を通して問題を解決することを提案しています. リストの項目は問題を理解すること,計画を立てること,計画を実行すること,結果を検討することの四部にわかれており, 理解すること 未知のものは何か,既知のものは何か,条件は何か条件は成り立つか,未知のものを定めるのに十分か,または不十分か,剰余か,矛盾か図をかいて適当な記号を導入する条件を各部に分離する.それらを表す計画を立てること 同じ問題をといたことがないか似た問題,役立つ定理を知らないか未知のものをよくみて!知っているもので関連した情報はないか似た問題を活用できないか,補助的な問を考えるべきでない

    [書評]いかにして問題をとくか
  • きっちり涼宮さん

    だんなさまは涼宮ハルヒのほにゃほにゃというをたくさん持っている。読んだ後に棚に戻さず、そこらに散らかすので、私が棚に戻している。 そのには巻数が書かれていないので、左端に戻すようにしていたけど、その並びを見て「順番通りじゃない」とぶーたれられることがしばしばあった。その度ちょっと途方に暮れた。 さっき、Wikipedia あたりから情報を引っ張って、の巻数をマジックで書いておけばいいんじゃないかとひらめいた。それで、とりあえずを一冊取って、どの辺に書こうかと背表紙を眺めていたら、背表紙の上の方にちっちゃく巻数っぽいものが書かれている事に気付いた。なんでこんな控えめなのこのひと。それはそれとして、マジック持ってくる前に気付けてラッキーだった。 そんなこんなで我が家では無事涼宮さんが順番通りに並ぶようになったけど、同じ事で悩んでいる人がいるかもしれないと思ったので、増田に書き留めた

    きっちり涼宮さん
    bunoum
    bunoum 2009/01/14
    ほにゃほにゃって同人誌かよ、出しっぱなしかよ、と思ったら違った。よかった。
  • どこからが「その本を読んだ」レベルになるの?

    私の姉はめちゃくちゃを読む。1か月に40冊くらい。 読んでるは大体メジャーな小説。 東野圭吾からグインサーガまでいろいろだがまぁすごいな、と思う。 ただ、彼女にの内容を聞いても「面白かった」「これはダメ」としか言わない。 私はラノベしか読まないが、感想や解釈ををいろんな人と共有するすることに楽しみを感じるので、どうも彼女の感覚が理解できない。 ・当に読んだのか? 読んだよぅ ・内容覚えてなかったら意味なくね? フィーリングでいいんだよぅ ・ブログとか見てたら、こういうところに感動したとか、こういうところが何かしら語ってる人多いんだけど、キミからそういう話きいたこと一度もないぞ?意味あるの?心に残るまで読むべきじゃないの? そういう「ここがよかった」とか、あるいは他人に説明しようみたいなな読み方してないよぅ。一つの作品の世界を楽しむために読んでるんだよぅ。放っておいてよぅ うーん、彼

    どこからが「その本を読んだ」レベルになるの?
    bunoum
    bunoum 2008/12/12
    「問われない時には、私は知っていた。問われた時には、私は知らない」 「問われない時には、私は読んでいた。問われた時には、私は読んでいない」
  • 描かれないマンガを待っているのに疲れた

    先日屋に行ったら、バスタードの25巻を見かけた。これは確か読んでいなかったと思い、買って読んだ。書き込み方は、すごい。絵のクオリティは果てしなく高く美麗だ。だが、話の筋が、たぶん数十分しか進んでいない。24巻からどれだけの時間がたってたっけ。たぶん俺は、バスタードの結末を読むことなく死ぬな、と確信した。 作者の言葉がどこかに書いてあった。「このマンガももう始まってから、二十年です」と。この言葉を見て、バスタードとの出会いを思い出した。 バスタードが始まった当時、俺はまだ学生だったけど、週間少年ジャンプは5年以上は読んでいた。座右の銘は「影道冥皇拳」。立ち読みする事も多かったけど、学生になりお小遣いが上がってからは、結構買うようになった。そんな俺のジャンプ生活の中でも、バスタードが始まった時は衝撃だった。面白かった。何が面白かったのか、とにかく面白かった。ジャンプを毎週買い、ジャンプを解体

    描かれないマンガを待っているのに疲れた
    bunoum
    bunoum 2008/12/03
    なんつーか完結の前に完全版を出すというのはよくわからんね。兵糧が尽きてきたのか。完結したら愛蔵版かしら。
  • 非SF者に薦めるたった3冊の入門書

    小川一水「フリーランチの時代」(ハヤカワ文庫)短編集。特に「Live me Me.」と「Slowlife in Starship」は入門として理想的な完璧さ。同じ短編集である「老ヴォールの惑星」でも良いが、入門なら上記を薦める。 内容が面白いのは当然だけど、最近発売されたから簡単に探しやすいってのもオススメの理由であったりする。こういう入門書とかで、絶版になった過去の名作とか薦めても仕方ないしね。 グレッグ・イーガン「順列都市」上・下(ハヤカワ文庫)小川一水で準備体操を終えたら、イーガンに挑戦してほしい。理知と言語感覚と背景世界の美しさを味わいつつ、自分が翻訳物に向いているかどうかも確かめる。 イーガンを読み終えることができたら、君も立派なSF者だ。多分。それで誰に何を自慢できるのかということは別として。 大きめの屋の文庫コーナーで「これだ!」と適当に選んだ1冊強いて言うなら、あまり厚

    非SF者に薦めるたった3冊の入門書
    bunoum
    bunoum 2008/09/09
    「本屋で「自分で手にとって選んだ」って体験は強い。自分が選んだ本って、やっぱり特別だと思うんですよ。」
  • 本を読まない人間

    を読まない人間を軽蔑していた。 こいつまったく勉強する気がないな、と。 私自身、月に20??30冊は読む。 けど、を読まない人間にいくつか反論されて、言い返せなかった。 いわく、「そんな読んでなんの役に立つの?」 確かに読んでも役に立たないも多い。そんなにバリバリ読む必要はないのではないかと思う。 いわく、「勉強してる気分になりたいだけなんじゃないの?」 読みたいから読んでいるんだが、なぜ読んでいるかと聞かれると、読んでないことが不安だから、勉強し続けてないと不安だから、というのもあるように思う。 いわく、「実体験から積み上げたものじゃないと信用できないよ」 これはどうかと思う。ただ、生活に生かせない読書をしてもしょうがない、というのであれば、まあ一理あるかもしれない。 そう考えていくと、を読む自分を自己肯定したいだけなんちゃうんか、と。 読む冊数、減らそうかな・・・。 を読み

    本を読まない人間
    bunoum
    bunoum 2008/09/06
    1,000冊くらい読み込むと壁を突破して、世の中の人は何でこんなこと知らないだろう?と思います。そういう増田が100匹を超えるとその行動が世界全体に広がり、世の中の人は何もかもを知らなくなります。
  • 木原音瀬という小説家について話をしようか

    きはらおとせではない。このはらなりせと読む。彼女はボーイズラブ作家である。男同士の恋愛を主軸にした物語を精力的に書いている。 いや、ここで引く前にちょっと聞いてほしい。まずボーイズラブの現状を知ってもらいたい。 諸兄がボーイズラブに抱くイメージはどんなものだろうか。例えば王子様、例えば美少年、例えば美形青年実業家。そんな見目麗しい男たちがキャッキャウフフと乳繰り合っているというイメージだろうか。それはあながち間違いではない。確かにそういった作品群が大半を占めるからだ。ただし、それだけかというと答えは否だ。 ボーイズラブの懐は思ったよりも深い。時代物あり、ファンタジーあり、サスペンスあり、不細工あり、さえない親父あり、バツイチもありだ。人気作家に限られるが、男同士であれば何を書いてもいい土壌がある。木原音瀬は間違いなくその「何を書いてもいい」という特権を与えられた作家だ。 彼女の作風をひとこ

    木原音瀬という小説家について話をしようか
  • SF初心者がSF読んだ

    ある日あの噂の「早川さん」を見て、SFに興味を持ち、読んでみることにした。 今まで読んだことのあるSFというと、星新一くらい。ハルヒのSFめいた部分も好きなんだけど、2chSF初心者スレで、「オススメのを教えて下さい、ちなみによんだことのあるのはこのくらいです」とその旨を書き込んだら「これだから初心者は…あんなオタ向けラノベの稚拙な設定をSFっぽいとか言われてもね」的に嘲笑されてしまったお。リアル早川さんだお。こ……怖いお…… 怯えつつも聞いたところ、夏への扉とかを勧めてくれた。 「初心者ならここらへんからじゃない?」とのこと。「好きならオススメ」うーん。どっちかっていうと犬派だけど……でもまぁいいや。初心者向けだっていうしひとまずこれ読もう!と思い屋へ。 他にも初心者向け!と言われたをメモってあったのだが、いざハヤカワ文庫コーナーへ行くと、なんだか面白げなタイトルが並んでいる。「

    SF初心者がSF読んだ
  • 読んでいると恥ずかしいゴミ読んでいると (改題前 10代で読んでいないと恥ずかしい必読書)

  • 「恋空」の不幸

    先に、私がスイーツ(笑)脳であることを宣言しておく。 「恋空」を読みました。妹から「まぢ泣ける。すごいいい小説だよ!お姉が読んでるのとはワケが違うよ」と言われたので。 いくら悪名高いケータイ小説とはいえ、普段文章と名の付くものを毛嫌いしている妹がここまで薦めるうえ、映画化までされているベストセラーなのだから、なにかしら心にひっかかるものだろうと、甘く見ていた。 端的に言うと、私には合わなかった。 度のすぎた口語表現も、主人公の考え方も、行動も、何一つ共感出来なかった。これは、私が「恋空」の想定読者の範疇から外れたせいだと思う。「恋空」は「普段文章と名の付くものを毛嫌いしている若年層」の作者が、同様の読者に向けて書かれた文章なのであって、私のような活字中毒者が読んではいけないものだ。妹には、「合わなかった」とだけ伝えた。 後になってネットでの評判を見て、あらかたの人は私と同じ印象を持ったんだ

    「恋空」の不幸
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