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本と生物に関するbunoumのブックマーク (6)

  • 広がった前途・避けえぬ死。『ミトコンドリアが進化を決めた』 - 殺シ屋鬼司令II

    ミトコンドリアが進化を決めた 作者: ニック・レーン,斉藤隆央出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2007/12/22メディア: 単行購入: 4人 クリック: 88回この商品を含むブログ (32件) を見るたぶん @iwasakiw から最初に教わったのだと思うけれど、今になってしまった。もっと早く読んでおくべきだった。 読んでから、時々思い出して考えてみたり、また読みなおしたりしている。それぐらい思い入れはある。 タイトルが示すとおり、生物が進化する中でミトコンドリアが果たした役割を追求し、全体像を描き出そうという意欲がみなぎっている。ミトコンドリアは細胞内共生でできました、ミトコンドリアが酸素呼吸でエネルギーを作ります、ミトコンドリアは母親から伝わります、ミトコンドリアがプログラム細胞死(アポトーシス)を起爆させます……なんて、生物学者にとってはおなじみのトピックだろ? とあなど

    広がった前途・避けえぬ死。『ミトコンドリアが進化を決めた』 - 殺シ屋鬼司令II
  • Amazon.co.jp: 大量絶滅がもたらす進化 (サイエンス・アイ新書 152): 金子隆一: 本

    Amazon.co.jp: 大量絶滅がもたらす進化 (サイエンス・アイ新書 152): 金子隆一: 本
  • 日経サイエンス 09年4月号 特集「進化する進化論」その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    日経サイエンスのダーウィン特集.家サイエンティフィックアメリカンの表紙をあげてみたが,こちらでは2009/01となっていて,今年の冒頭を飾るものだったことがわかる. さて5番目の記事はN. H. シュービンによる「この古き身体」 その場の適応の累積で形作られた人体は,改造を重ねてきて構造や配管がめちゃくちゃになった構造物に似ているのだというのが趣旨.まさにゲアリー・マーカスが主張するクリュージ性だ.その例が具体的に2つ丁寧に解説されている. 最初は有名なもので男性の精巣と尿道をつなぐ精索が最短経路ではなく大きく回り込んでいるというもの.よく聞く話ではあるが,さすがにサイエンティフィックアメリカンの記事で見事なイラストで示されている.これにより鼠蹊部のヘルニアという重荷をヒトの男性は抱え込んでいるというわけだ. 2番目に取り上げられているのはシュービンの著書でも取り上げられていた「しゃっく

    日経サイエンス 09年4月号 特集「進化する進化論」その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • [書評]ハチはなぜ大量死したのか(ローワン・ジェイコブセン): 極東ブログ

    邦訳書のタイトル「ハチはなぜ大量死したのか(ローワン・ジェイコブセン)」(参照)からもテーマはわかりやすいだろう。2007年、米国や欧州の膨大な数の養蜂のミツバチが消失した。 養蜂の箱のなかに死骸があふれ出したわけではない。ミツバチたちはある日箱を飛び立ち、戻らなくなった。それが比較的短期間に起きた。あたかもミツバチが蒸発でもしたかのように忽然と消えたに等しい印象を与える。 が、死骸がまったく見当たらないというのでもない。箱のなかで死ぬ個体もある。この現象は蜂群崩壊症候群(CCD:Colony Collapse Disorder)と呼ばれている。 CCDは実に奇っ怪な現象で、シャマラン監督「ハプニング」(参照)の冒頭でもエピソードとして使われている。 ミツバチが全米各地で姿を消している。 こんなことが起きる原因は? 誰も? ハチの異変に興味ない? 見えない力が働いている。 何らかの攻撃のよ

    bunoum
    bunoum 2009/01/30
    「むしろそうした状況のなかで、携帯電話の電磁波、地球温暖化、未知のウイルス、遺伝子組み換えといった一種の疑似問題につられてしまう現代の知性の頽廃の戯画にもなっている」
  • 迷惑な進化--病気の遺伝子はどこから来たのか - 旧suadd blog

    進化医学研究の博士である著者が糖尿病やアルツハイマー病、ソラマメ中毒など分かりやすい例を使いながら、なぜ進化の過程でそういった迷惑な遺伝子が受け継がれているのかを中心に最新の進化医学の。 分かりやすい文章で書かれていながら、研究に裏付けされた斬新な説が語られており、非常におもしろいです。例えば、寒冷期を行きのびるため体内の糖度をあげるための性質が今となっては糖尿病のもとになっているとか、患者の血を抜く瀉血(しゃけつ)は迷信ではなくそれなりの効果があるから行われてきたとか。確定していることだけではなく、人類がなぜ毛がなく、二足歩行で、皮下脂肪があるのかについて、実は人類は昔水の中および水辺に棲んでいたという水生類人猿説などまだ説の域をでない物も積極的に紹介してあり、最新の進化医学をかいま見ることができます。 <抜粋> ・あなたの祖先がノルウェーのイヌイットの漁師など、ひじょうに寒冷な地域

    bunoum
    bunoum 2009/01/30
    http://ja.wikipedia.org/wiki/トキソプラズマ症「男性は低IQ・集中力散漫・規則破り・危険行為・独断的・反社会的・猜疑的・嫉妬深い・気むずかしい・女性にもてない」[要出典]
  • 量子力学の巨人が生命の本質に迫る「生命とは何か──物理的にみた生細胞」

    アプローチは秀逸だが、「生命」そのものに対するズバリの答えはない。 むしろ、「生命体」や「生命活動」とは何か、といったお題が適切かと。生きている細胞の営みを物理的に定義しなおした場合、どのようになぞらえることができるか? について、実にうまく表している。 半世紀を経て、なお刺激的なのは、シュレーディンガーの「問いの立て方」が上手いからだろう。たとえば、「原子はどうしてそんなに小さいのか」という問いへのブレークスルーな答えがある。それは、この問いの言い換えによる。つまり、当は逆で、「(原子と比べて)人はどうしてそんなに大きいのか」という疑問に答えているのだ。 だから、「もし人間が原子に影響を受けるぐらいのサイズだったら、今の感覚器官や思考形態をとれない」という人間主義的な匂いが醸されて微笑ましい。なんとなく循環論法(?)と思えてくる。 いっぽうで、生物を「時計仕掛け」と見なすことで、さまざ

    量子力学の巨人が生命の本質に迫る「生命とは何か──物理的にみた生細胞」
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