NYT(The New York Times Company)号が沈みかけている。 恐れていたように、NYT(The New York Times Company)の2009年第1四半期(1-3月)決算がやっぱり非常に悪い。この四半期で7447万ドルもの大きな赤字を計上してしまった。広告売上が前年同期比27%減と落ち込んだのが大きく響いた。第2四半期の広告売上も同じように落ち込むと見られており、NYTは本当に危なくなってきた。 *NYT(The New York Times Company) の2009年1-3月期決算(単位:1000ドル) Sillicon Alley Insiderによると、同社のキャッシュフローは現在3400万ドルであるが、このような決算が続くようだと、同社の命はあと4四半期しかもたないという。 追記: インターネット事業も苦戦している。インターネット売上高(digi
ニューヨーク(New York)の道路沿いに設置されたニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙の自動販売機(2008年7月23日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Mario Tama 【3月17日 AFP】米テキサス(Texas)州オースティン(Austin)で開催中の音楽やIT関係の祭典「サウス・バイ・サウスウェスト・インタラクティブ・フェスティバル(South By Southwest Interactive Festival、SXSW)」で13日、科学分野での著書が高い評価を得ているスティーブン・ジョンソン(Steven Johnson)氏が講演し、「新聞は衰退していくが、ジャーナリズムは進化する」との持論を語った。 ジョンソン氏は、新聞メディアを老齢化した森林に例え、その古い生態系のもとで、ブログや市民ジャーナリズム、「ツイッター(Twitter)」の
創業4年の新興オンライン新聞サイトHuffington Post(Huff Post)が、米国の3大新聞サイトに迫る勢いで成長している。 米ニュースサイトの月間ユニークユーザー数ランキングが毎月、Nielsen Onlineにより明らかにされており、その09年2月版がEditors& Publisherで掲載されいた。トップ20のニュースサイトを以下に示す。 ●米ニュースサイトの2009年2月の月間ユニークユーザー数(単位:千人、対象:U.S. home and work panel)と前年同月比 (ソース:Niesen Online) やはり際立っているのが、HuffPostの躍進である。3大新聞サイトであるNYTimes.comやUSAToday.com、それにWashingtonpost.comに迫る勢いである。09年2月には、月間ユニークユーザー数が前年同月比137%増の880万人
[第2回]躍り出たオンライン新聞 創業4年目の「HuffPost」が急成長する二つの理由 田中善一郎 Zenichiro Tanaka ブログ「メディア・パブ」主宰 米国の人気コラムニスト、アリアナ・ハフィントン(Arianna Huffington)は、いま米メディア業界で最も注目を浴びている女性である。ビジネスモデルが崩壊し悪戦苦闘している新聞社をよそに、彼女の手で4年前に立ち上げたオンライン新聞のハフィントン・ポスト(Huffington Post:略称HuffPost、www.huffingtonpost.com)が破竹の勢いで急成長しているからだ。 アリアナ・ハフィントン氏 彼女はギリシャ生まれの58歳。2006年のタイム誌で「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたように、米国では毒舌だがユーモアのある行動派コラムニストとして評価が高い。その彼女が共同創業者として2005年5
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