メリーバッドエンド(和製英語: merry bad end)は、受け手の解釈により、ハッピーエンドかバッドエンドかの解釈が分かれるような結末のことを指す言葉である[1]。「メリバ」と略されることもある[2]。 概要[編集] メリーバッドエンドは、受け手の解釈次第で物語の結末が判断される「オープンエンディング」の形式の一つで、ハッピーエンドとバッドエンドが入れ替わるような中間の存在に位置する作品の作風を表す言葉である[1][2]。 メリーバッドエンドの作品では、周囲や読者からすると不幸に見える結末でも、主人公などの当事者にとっては幸せな結末となっている場合が多いとされている。 メリーバッドエンドの語源は、愉快なことを指す英語「merry」と、不幸な結末を指す和製英語「バッドエンド」を掛け合わせたものとなっている。 メリーバッドエンドの作品の例として『人魚姫』や『幸福な王子』などの童話が挙げら