毎日、同じ仕事の繰り返し。そんな日々で、ライトノベルを読む時間は仕事のストレスを忘れられる唯一の時間という人も多いのではないだろうか。『ラノベが教えてくれる仕事で大切なこと 明日を良くする知恵と勇気と力をくれる名言45』(市川スガノ:著、 久方綜司:イラスト/こう書房)はラノベ史上初の名言集であり、仕事に関する言葉を集めている。 著者の市川さんは「(ラノベの名言を)ライトノベルのファンだけでなく、一般のビジネスパーソンにも届けたい。そして、この言葉たちをきっかけにして“子どもとオタクの読み物”だと食わず嫌いをしている“オトナ”にライトノベルの魅力を伝えたい」と言う。 ビジネスパーソンの心にも刺さる、ラノベの名言を一部紹介しよう。 ■「死んだのならば、死んだなりの生き方がある」 『犬とハサミは使いよう』(更井俊介:著、鍋島テツヒロ:イラスト/エンターブレイン)からの名言。 主人公の春海和人は