ゼロックスの研究部門が、写真の良し悪しを判定するプログラムを開発しました。高く評価される写真作品には何か特別感というか、言葉で表現するのが難しい「何か」があるものです。このプログラムでは、ある写真にそんな「何か」があるかどうかを判定してくれるんです。 そんなこと機械にわかるの? って思われるかもしれませんが、ちゃんとうまく行っているようです。少なくともアルファ版で判定された実例を見る限り、なかなかの審美眼があるようです。 このプログラムAesthetic Image Searchに「良い写真」と判定されたものと、「悪い写真」と判定されたものの違いは、並べて見るとすぐわかります。上の画像の左側の写真群には、はっとするような美しさが感じられます。特別な写真にある「何か」がそこにはあります。ぱっと目を引く何か。一方、右側の写真はそうでもありません。ぼやけてるとかものすごく構図が悪いとかではなく、
独立行政法人情報通信研究機構(以下、NICT) けいはんな研究所知識創成コミュニケーション研究センターは8月9日、日本語Webページを対象としたWeb情報分析システム「WISDOM(Web Information Sensibly and Discreetly Ordered and Marshaled)」を開発し、サービス提供を開始したと発表した。誰でも無償で利用することができる。 WISDOMの検索結果。意見・評価タブでは、肯定意見が掲載されたWebサイトと否定意見が掲載されたWebサイトが分類されて表示される WIDOMは、5億を超える日本語Webページを対象に、任意の話題に対して外観、発信者、内容という3つの観点からの分析を行う情報分析システム。NICTが開発した、以下の3技術が使用されている。 情報発信者分析技術 : 「情報発信者抽出技術」と「情報発信者専門性分析技術」から成る。
カリフォルニア州ウエストハリウッド発--「Bing」の最近のアップデートはエンターテインメントに焦点を置いているが、Microsoftは、これは些細なことではなく、実質的なことだと主張している。 MicrosoftのシニアバイスプレジデントYusuf Mehdi氏は、米国時間6月22日の米CNETとのインタビューで次のように語った。「エンターテインメントは、大容量でクエリの多いシナリオだということが分かった。すべてのクエリのおよそ10%はエンターテインメントに関連しているため、これは大きな機会だ」 Bingには、定期的なアップデートの一環として、ノーカットのテレビ番組が数万本、ゲームが100タイトル以上、ノーカットの楽曲が500万曲以上、Bingの中で直接再生できる機能が加わった。 このインタビューでMehdi氏は、これらの新機能に加えて、進行中の米Yahooとの統合や検索業界のさまざまな
次のサービスや製品はどれも身近にありますが、これらに共通していることはなんでしょう。 Amazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」 はてなブックマークの「関連エントリー」 Google 翻訳 Google 日本語入力 メールクライアントのスパムフィルタ デジタルカメラの自動顔認識 ニンテンドーDSの手書き文字認識 買い物履歴、ユーザが書いたコメントやタグ、Webに無数にあるページ、メール、画像や動画と対象はそれぞれ異なっていますが、どれも「データから有益な情報を取り出す」ということを行っています。 これらは「機械学習」という技術を使って実現されているのです。 機械学習の応用範囲 機械学習は冒頭で挙げた以外にも、様々な分野で使われています。 例えば、ノイズ除去や特徴の抽出を目的とした利用パターンがあります。音声認識や画像認識、文字認識(OCR)などはその代表格です。それらも
米Nielsen Companyは5月4日、動画視聴行動分析を手がけるGlanceGuideを買収したと発表した。 Nielsen Companyは2009年にGlanceGuideと提携関係を締結。GlanceGuideの動画視聴行動分析とNielsen Companyのオンライン動画測定ソリューションを一体化させ、どのような人々が毎日オンライン動画を視聴しているか、消費者とオンライン動画コンテンツと広告がどのように相互作用しているかを測定するサービスを提供していた。 今回の合併により、GlanceGuideの動画視聴行動分析を活用した新サービスを世界中のクライアントに提供するほか、閲覧時間、動画の認知度、音量などの主要な変数を合計して、1編の動画コンテンツや広告に関する複合的なスコアを提示する評価指標「注目度スコア」をオンライン動画広告産業に導入するとしている。
ペンシルバニア大学ウォートン校の研究者2人が、オンラインレコメンデーションサービスはユーザーが出会う商品の多様性を損なうかどうかをテーマにした論文を2007年9月下旬に発表した。この研究のタイトルは「Blockbuster Culture's Next Rise or Fall:The Impact of Recommender Systems on Sales Diversity」(市場を席巻した方式の趨勢はいかに:販売商品の多様性に対するレコメンデーションシステムの影響)というもので、わたしはPaidContentでこの論文のよい要約を見つけた。 世のあらゆる指標がレコメンデーションエンジンの重要性が増していくことを示しており、この議論は検討しておくべきだ。eBayのStumbleUponの買収からCBSによるLast.fmの買収、そして10月のMSNBCによるNewsvineの買収ま
第9回研究大会開催のご案内 <開催されました> ご参加ありがとうございました 情報メディア学会では「ナビゲータとしての情報コンシェルジュ : 個別のニーズに合わせた情報提供」を基調テーマにして下記の要項で第9回研究大会を開催します。参加希望者は、下記によりお申し込み下さい。非会員の参加も歓迎いたします。 ■ 基調テーマ ナビゲータとしての情報コンシェルジュ : 個別のニーズに合わせた情報提供 近年、社会における情報流通量は増加の一途をたどっているが、そのような情報過多とも言える時代と情報提供機関とが切り結ぶためには、情報提供の「量」よりむしろ「質」を意識する必要がある。しかし、「質」を意識した情報提供がいかなるものか、ということに対するコンセンサスはいまだ得られていないのが現状である。そこで今大会では、「情報コンシェルジュ」を基調テーマとして掲げ、様々な業界における「コンシェルジュ」の考え
ALBERTは2月25日、レコメンドエンジンと連動したTwitterボット「レコメンドBot」の提供を開始した。 ユーザーがTwitter上でレコメンドBotに話しかける(Replyする)と、登録されているデータベースの中から、おすすめ商品や情報を検索して自動的に返答するシステムだ。おすすめ商品を提示して、企業サイトの購入ページなどに誘導することもできる。 自然言語処理技術を使ってユーザーの言葉を解析し、そのユーザーのニーズを把握するが、単純にテキストに合致するかを検索するのではなく、予め過去の購買データや閲覧データを解析して算出した「おすすめ度」を加味してレコメンドをするという。 これまで、Twitterによるプロモーションは、社内や広告代理店の担当者が、人力でつぶやくのが一般的であり、問い合わせに対するリアルタイム返信など、ユーザーへの対応には限界があった。ALBERTでは、レコメンド
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