たまにはマニア向けにダラダラとした長文でも。 養老孟司氏の「唯脳論」電子書籍が安くなってるんで(ブレイブリーアーカイブの合間に)読み始めたんですが、そっから言葉について以下に引用すると 言葉とはなにか。大脳皮質連合野の機能である。それがブローカの運動性言語中枢を経由し、運動系から表出される。 その表出された「言葉」から、「受け手」は自己の脳の中に、「送り手」の脳の中にあったものと、類似の機能を起こさせようとする。その伝達がほぼ完全であれば、「受け手」は「送り手」を「理解」する。完全以上であれば、すなわち「受け手」の脳内に「送り手」以上の反応が生じるなら、「一を聞いて十を知る」、あるいはそれ以上のことを知るだろう。「送り手」と「受け手」の脳内過程が言葉のやり取りにも拘らず不一致のままであれば、両者に不満が残る。「受け手」は、「送り手」が何を言っているのか、よくわからない。さて、「受け手」がバ
