あなたがいま読んでいるこの文字。時に読み手の印象をも左右するその書体、完成までに何年もかかるのをご存じだろうか。ひらがな、カタカナ、漢字――。組み合わせの多い日本語では1つの書体を最大2万3千字で構成する。書体デザイナーはその一つ一つをスケッチして作り上げる忍耐と感性が問われる仕事だ。書体制作大手モリサワ(大阪市)の藤田佳史さん(35)は、その仕事ぶりから社内で「職人」と呼ばれるデザイナー。書

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