三重大学は7月1日、過去39年にわたる観測値の分析と数値シミュレーションにより、アフリカのサヘル地域(サハラ砂漠のすぐ南に位置する帯状の半乾燥地域)で雨雲が大きく発達すると、日本上空の高気圧の引き金となり、結果的に日本の猛暑の一因となっていることを発見したと発表した。 同成果は、三重大 生物資源学研究科の中西友恵大学院生(研究当時)、同・立花義裕教授、同・安藤雄太研究員(研究当時、現・新潟大学特任助教)らの研究チームによるもの。詳細は、地球規模の気候を扱った独・学術誌「Climate Dynamics」に掲載された。 日本での異常気象の原因としては、エルニーニョなど、太平洋の熱帯の気候条件による影響を考察する研究が盛んだが、遠く離れたアフリカの熱帯地域の気候・天候の影響という視点は、これまで見過ごされてきたという。そこで研究チームは今回、日本やアジアの異常気象のメカニズムを、この新たな視点
３年分の天気図を調べた結果は上の表の通りです。「快晴」「晴れ」「曇」「雨」「にわか雨」「雪」「にわか雪」はレアでも何でもない日常的記号なので 調査の対象外です。また、たまに観測所のトラブルなどで現れることのある「天気不明」も通常の天気記号とは趣旨が異なりますので対象外です。 さて、それぞれの記号の出現頻度には季節的な差があることは上の表から明確です。なので、上の表を参考にその記号が出現しやすい時期を狙って 気象通報を何日か聞けば大抵の記号には必ず巡り会えるでしょう。でも、表をよ～く見てください。中には３年間で１～２回しか 出現しなかった超レア記号が存在していることがわかるかと思います。 尚、以下の解説で用いられる「出現回数」とは18時の気象通報で記号が登場した回数を示しています。 仮に、12時や6時の気象通報でレアな記号が出現したとしても、それはカウントされませんので予め ご了承ください。
ホーム 知識・解説 気象警報・注意報 表面雨量指数 表面雨量指数 表面雨量指数とは 表面雨量指数とは、短時間強雨による浸水危険度の高まりを把握するための指標です。 降った雨が地中に浸み込みやすい山地や水はけのよい傾斜地では、雨水が溜まりにくいという特徴がある一方、地表面の多くがアスファルトで覆われている都市部では、雨水が地中に浸み込みにくく地表面に溜まりやすいという特徴があります。表面雨量指数は、こうした地面の被覆状況や地質、地形勾配などを考慮して、降った雨が地表面にどれだけ溜まっているかを、タンクモデルを用いて数値化したものです。表面雨量指数は、各地の気象台が発表する大雨警報（浸水害）・大雨注意報の判断基準に用いています。 表面雨量指数そのものは相対的な浸水危険度を示した指標ですが、表面雨量指数を大雨警報（浸水害）等の基準値と比較することで浸水害発生の危険度（重大な浸水害が発生するおそれ
雲の名前は形と高さに分けて考えると理解しやすいです。見分けられるようになると変わった虹に出会う確率も増えるでしょう。地震雲と言われがちな現象についても書きました。 見上げればいつも空にある雲。 典型的には10種類に分類できると言われてます。各名称は学校の理科で習ってるはずなんですけど、どれも同じような名称で判りにくいですね。 少し変わった形の雲が出ると「地震雲」などと呼ばれることもありますが、分類上そのような名前の雲はありません。つーか、それぞれ関係ないし。 自分が覚えた方法や見分け方を備忘録として置いておきます。 雲の種類は高さと形で決まる 雲の分類と名称 雲の名前は大きく2軸で名付けられます。一つは発生する高度、もう一つは全体の形です。 発生する高度 全体の形 ここ結構大事なので、ざっくり覚えといて下さい。 雲ができる高さ まずは高さです。雲が発生する高度によって、雲粒のサイズが変わり
変わりやすい夏の空．急な雷雨に振り回されないために，空や雲を見るポイントをまとめました． 2016年7月14日に関東で発生した局地豪雨を例に解説します．
民間航空機の減便で、天気予報に不可欠な気象観測データの入電が大幅に減っている。低気圧や台風の予想に必要なジェット気流の予測精度が低下するという。今、天気予報で何が起こっているのか。 コロナが変えた世界の空 2019年末、中国・湖北省武漢市で原因不明の肺炎患者が急増したことに端に発した新型コロナウイルス感染症（COVID-19）は瞬く間にアジア、欧州、北米へと広がりました。2020年2月以降、各国で出入国禁止、都市封鎖など厳しい感染拡大防止対策が取られ、世界経済の急激な冷え込みは2008年の金融危機（リーマンショック）を上回る、底なしの経済危機を引き起こしています。 グローバル化が進んだ現在、最初に影響を受けたのが航空会社です。こちらは成田国際空港株式会社がまとめた、国際線の航空機発着回数です。 【成田空港】国際線 航空機発着回数（1月～3月：2019年と2020年の比較）、著者作成 今年2
東京学芸大学気象学研究室のホームページへようこそ。 出版のお知らせ： 「基礎から学ぶ気象学」を出版しました (2019年9月25日)。 公開講座のご案内 (2024年度)。 天気予報セミナー (主に学内向け)。 新型コロナウィルス感染症対策に伴う遠隔授業はこちら。自由に閲覧できる公開用見本もあります。 2024年3月11日:小金井小の授業で使う地震計アプリはこちら。タブレット用です。外部の方も閲覧は自由です。 教育内容の紹介 講義 | 実験 | セミナー | 大学院 | 参考図書 | 研修 | 公開講座 | よくある質問 気象学を学びたい学生の皆さんへ 東京学芸大学熱気球倶楽部ホ〜ホケキョ twitter instagram 研究内容の紹介 研究室紹介 | 卒業研究・修士論文 | メンバー 各種資源 リンク集 | ツール | 数値モデル | 資料 E-mail: 東京学芸大学 | 宇宙地球
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