携帯電話やPHSの通信事業者から回線を借り、独自のモバイルサービスを提供する事業者「MVNO(Mobile Virtual Netwaork Operator)」の数は、日本ではまだ少ない。これは、回線を貸し出すことに携帯電話事業者が消極的なためだ。そんななか、PHSサービスを提供するウィルコムは、MVNOをむしろチャンスと捉えている。ウィルコムの勝算はどこにあるのか、1月25日に東京都内で開催された「MVNO+MVNEフォーラム2007」で代表取締役社長の喜久川政樹氏が語った。 喜久川氏はまず、ウィルコムの現状について「1995年の設立後、2004年にKDDIグループより資本独立した。2005年の音声定額サービス実施後は大幅に契約者が純増し、2006年8月には黒字転換を達成した」(喜久川氏)。また、ウィルコムの特色として、契約者の4割が法人であることや、携帯電話に比べて「3分の2から半分
ウィルコムは1月22日、高度化PHS通信規格「W-OAM」に対応した音声端末3製品とデータカード「AX530IN」、W-SIMカードに対応したビジネス向け音声会議用スピーカーホン、同社の音声端末「nico.」をベースに、タカラトミーやベネトンらとコラボレーションし、20代〜30代の女性に向けた端末など7製品を発表した。 対応した音声端末は、新Operaブラウザを搭載し、RSSリーダに対応した京セラの「WX320K」(2月中旬発売/ウィルコムストア価格1万6000円前後)。指紋センサを搭載し、約131万画素のカメラ機能を備えた日本無線の「WX321J」(2月中旬発売/同:1万6000円前後)。法人の構内PHS利用を想定し、話す・聞くを重視した日本無線の「WX220J」(1月25日発売/同1万1000円前後)。データ通信端末の「AX530IN」は2007年春ごろを発売予定としており、価格も未定
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く