2010/01/07 現在ロンドンの地下鉄の案内図や路線図で全面的に使われているアルファベットフォント「New Johnston」をデザインしたのは実は日本人――。こう言ったら驚くだろうか。その日本人とは、イギリス在住のグラフィック・デザイナー、河野英一氏だ。河野氏はまた、Windows Vistaから標準で添付されているフォント「メイリオ」(Meiryo)をデザインしたことでも知られる。 2009年11月5日、来日中だった河野氏の謦咳(けいがい)に接する機会に恵まれた。訥々(とつとつ)とした中にも、デザインに対する情熱がかいま見える氏の語り口は、集まった出版、印刷、組み版、情報処理の専門家らを魅了した。 ビル・ゲイツがゴーサインを出した偶然 メイリオ――。横書きを前提に欧文・和文が混在するテキストを表示したときに美しく文字が組まれること、ディスプレイで読むことを最優先として液晶ディスプレ
「GodMode」という名称はいささか大げさすぎるかもしれない。とはいえ「Windows」ファンは、隠されていたこの機能を発見して興奮を隠せないようだ。「GodMode」機能では、単一のフォルダ内でWindowsのあらゆるコントロールパネルにアクセスできるようになる。 「Windows 7」でフォルダを新規作成し、末尾に特定の文字列を付けてフォルダ名を変更することにより、マウスポインタの外観変更からHDDのパーティション新規作成まで、すべてを1カ所でできるようになる。 この裏技は、「Windows Vista」でも動作するとみられている。ただし、Windows Vistaの32ビット版では問題なく動作するものの、64ビット版ではクラッシュを引き起こす恐れがあると警告する声も一部にある。 「GodMode」に入るには、フォルダを新規作成し、以下のようにフォルダ名を変更しさえすればよい。 Go
1月27日 公開 マイクロソフト株式会社は27日、Windows XPをexFATファイルシステムに対応させる更新プログラム(KB955704)を公開した。ファイルサイズは3.3MB。更新にはWindows XP Service Pack(SP) 2または3が適用されている必要がある。 exFATは、32GBを超えるストレージを扱える、次世代FATに位置付けられるファイルシステム。FAT32で扱えない容量の外部ストレージ(USBメモリ、メモリカード)などが利用できるほか、1ファイル4GB以上も可能になる。SDアソシエーションの最新規格「SDXC」では、SDHCのFAT32、SDカードのFAT16との互換のため、exFATを採用している。 なお、Windows VistaはSP1でサポートされている。 □マイクロソフトのホームページ http://www.microsoft.com/japa
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の低価格ミニノート「HP 2133 Mini-Note PC」(以下HP 2133)は、発売直後から大いに人気を集めている。受注量が初回出荷数を大幅に上回ったこともあって、発売翌日(6月25日)には販売が一時停止状態になってしまったほど。ただ、7月下旬の再販が決定したため、初回に買えなかった人も、もうしばらくすれば入手できるようになるだろう。 弊誌では、すでに発売前の試作品を利用した詳細レビューや、発売日に購入した製品版の速報レビュー、分解レビューなどをお届けしているため、今回は本体の仕様などの紹介は省き、購入した製品版の使用感などを中心に見ていくことにしよう。 ●キーボードの使い勝手は他を圧倒 7月に入り、MSIの「Wind Notebook U100」やASUSの「Eee PC 901-X」など、Intelの低消費電力CPU「Atom」を搭載する
「AppleにはWindows Vista PCがありません」と言われたら、はい、そうですと言ってしまいそうだ。それぐらい、iPhone 3Gの発売に全世界が騒いだ数日間を経て、はっきりいって、情けないくらいのトラブル続出に、どう対処していいものか困惑している。Windows Liveカレンダーの不具合を1年以上放置しているMicrosoftもひどいと思うが、今回のAppleはそれを笑えない。 ●生まれ変わったiPod touch 個人的にiPhoneは買わない選択をしたものの、すでに手元にあるiPod touchは新しいOSに入れ替えて、いろいろなアプリケーションは使えるようにしておこうと思った。そこで、リリースされたばかりのiTunes 7.7をダウンロードし、いつもの環境をアップデートすることにした。 アップデート後、iTunesを起動すると、エラーが止まらない。このエラーに関しては
既に分かっていたことが確認できるだけだが、新しいデータを紹介しよう。 1カ月ほど前、Windows Vistaの採用状況に関する新しいデータを入手した。2008年5月と2007年4月に行われた調査結果を比較したものだ。わたしはMicrosoftのパートナーカンファレンスやAppleのiPhone 3G発売など、幾つかの大きなイベントが終わるのを待ってから取り上げようと考えた。E3の閉幕までもう1週間待とうとしていたが、待つのはやめにしようと思い立った。 前年との比較(調査で使われている用語では、Wave1とWave2の比較)によるこのデータは、企業におけるVistaの採用が寂しい状況であることをあらためて突きつけている。厳しい数字となっており、わたしが講釈好きだとしても、独自の解釈を加える余地はあまりない。そもそもわたしは講釈好きではないし、データは常に事実を物語るだろう。この場合は冷酷な
本日、恐らく日本中で皆さんのパソコンが突然シャットダウンしてウイルスにでもやられたか、パソコンが壊れたかた焦る方が続出するのではないかと思われます。1か月ほど前にも同様のWindwos Update、つまり本人に確認する間もなくいきなり強制終了が始まり、しばらくして画面に「更新を構成しています」という意味不明の画面表示しつつシャットダウン後にVistaが再起動されます。この更新作法に対して、いくつかの疑問を呈したいと思います。 1. 作業中のアプリケーション、入力途中の状態でファイルやURLの履歴などを保存するチャンスも無いまま、いきなり強制終了するのはあまりにも強引なやり方でしょう。 2. 強制終了後、Outlookのファイルが適切に閉じられなかったために、ファイルの問題をチェックしています。、などというメッセージを表示するのは、如何なものか?適切に閉じなかったは、私ではなく、貴
Windows Vista SP1をインストールしたもののなぜか失敗、復元もできず途方に暮れていたのですが、復元することをあきらめ、電源を落とし、それでもあきらめきれずに電源をもう一度入れたら、なぜかふつうに起動できました。原因は不明ですが、SP1は当たっておらず、結果的に復元に成功したようです。 とにかく、これで再チャレンジできるわけですが、今回は前回のようなぶっつけ本番でインストールするのではなく、ちゃんと下調べをある程度行ってからインストールすることにしました。本来であればどのような環境であろうが問題なくインストールできないとおかしいはずなのですが……。 だがしかし!ある程度の準備をしたにもかかわらず、それでもなお前代未聞のトラブルに襲われることになってしまったのです、なんということでしょう。さらに続くトラブルの詳細とムービーは以下から。 復元後、こんな感じのダイアログが表示されまし
「そろそろ頃合いだろう」と勝手に判断し、Windows VistaのSP1をダウンロードしてインストールしてみました。結論から言うとブルースクリーンになって「失敗」しました。ついでに無限再起動に陥り、通常のVistaの起動すらできなくなり、踏んだり蹴ったりです。 というわけで、失敗して起動不能に陥った様をムービーとフォトでお楽しみください。 Microsoft Windows Vista: Windows Vista Service Pack 1 http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/sp1/default.mspx 上記ページからVista SP1をダウンロードして起動、「次へ」をクリック チェックを入れて「次へ」をクリック 「インストール」をクリック 再起動……あれ? エラーが起きたようです…… で、こ
「FontSelector」は、Windows Vistaのシステムフォントを一括で変更できるソフト。Windows Vistaに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。 Windows Vistaのシステムフォントは、標準では“メイリオ”が設定されているが、Windows標準の“デザインの詳細”画面からメニューやタイトルバーなど個別に変更できる。しかし、お気に入りのフォントに変更したり、新しくインストールしたフォントを試してみたいときに“デザインの詳細”から1つ1つ変更するのは手間がかかる。 そこで本ソフトを使えば、システムフォントの設定を簡単な操作で手軽に一括変更できる。さらに、タスクバーなどの“デザインの詳細”からは変更できない部分のフォントも同時に変更できるのが特長。 設定画面では、フォントとフォントサイズをプルダウンメニューから選択可能。このと
長い移行期間の後の6月30日、Microsoftの1つの時代は終わりを迎えるが、実際には、2つの時代が終わる日だ。 もちろん、ほとんどの人がBill Gates氏のことを思い浮かべるだろう。Gates氏の間近に迫った非常勤職への移行について言いたいことは山ほどある。しかし、もう1つの時代、すなわち「Windows XP」の時代が終わりに近づいている。 6月30日以後、大手PCメーカーは、少なくとも主力のノートPC、デスクトップPCでは、Windows XP搭載のPCを販売できなくなる。販売店も、Windows XPを販売できるのは、今ある在庫が切れるまでだ。 「XPを救おう」という短い運動(と多方面から相次ぐ「Windows Vista」への批判)にも関わらず、Microsoftはあとわずか2週間に迫った期限を変更するつもりはないようだ。 XPはほとんどのPC購入者の選択肢として消えるが、
筆者は米Microsoftに対して,「Windows Vista」に関する否定的な見解が増える一方という状況を打開すべきだと,何カ月も前から忠告し続けてきた。ところが,これまで同社は臨時に白書を発行して「すべて好調」という内容の調査結果と販売実績を示しただけの,中途半端な対応しかとっていない(関連記事:Microsoft,企業に「Windows Vista」移行を説得)。 米Appleの「Switcher」広告,何もわかっていない技術通やブロガーの存在,「Windows Vistaは単なる失敗作」という認識の広がりは,最終的にMicrosoftまで影響を及ぼす可能性がある。というのは,米Sanford C. Bernsteinのアナリストが2008年6月第2週,Microsoftの2008会計年度(2007年7月~2008年6月期)と2009会計年度(2008年7月~2009年6月期)の業
Microsoft Corporationは3日、同社製デスクトップ検索ソフト「Windows Search」v4.0の正式版を無償公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64に対応しており、現在同社のダウンロードセンターから日本語版をダウンロードできる。 今回の主な変更点は、リモートPCが作成した共有ファイルのインデックスをネットワーク越しに利用可能になったこと。これにより、リモートPC上のファイルも素早く検索できるようになった。複数PCを所持するユーザーや、家庭や職場で小規模なネットワークを構築しているユーザーに便利だろう。なお、本機能は検索するPC、検索されるPC双方で「Windows Search」v4.0が動作している必要がある。 そのほ
筆者が先週予測していたように、限られたクラスのコンピュータ向けではあるものの、Microsoftは「Windows XP」提供期限の延長を決定した。 Microsoftは米国時間4月3日、「超低価格PC」(Ultra-Low-Cost PC:ULCPC)と呼ばれるクラスのコンピュータ向けに、「Windows XP Home Edition」の販売を継続することを明らかにした。ULCPCとは、スピードの遅いプロセッサ、小型のディスプレイ、そして、一般的なHDDではなくフラッシュメモリを採用したカテゴリのコンピュータを指している。 Windowsクライアントマーケティング部門のゼネラルマネージャーであるMichael Dix氏は、Microsoftがコンピュータメーカーに対して、ULCPC上で、Windows XPもしくはVistaを使用する選択肢を提供するつもりであると語った。 だが、ULC
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