自己評価が高すぎると困るのは想像がつきやすいと思いますが、一方で低すぎるのも困りものです。むしろ、そっちの方がより深刻な問題を引き起こしやすかったりします。 自己評価が過度に低い状態というのは、謙虚さではなく自己否定につながる場合がままあります。 それはやがて自分の携わる仕事やチームに対する否定に発展していきます。これが本当に良くない。本人のみならず周りにも悪影響を与えるので、仕事によるプラスのアウトプットを打ち消すマイナスのアウトプットを生み出してしまう。 仕事をすると同時にそれを削る方向の動きもしてしまうので、成果を上げても十分な評価ができなくなってしまいます。そして、また下がる自己評価という負の循環が完成する。 そこまで極端でなかったとしても、自己評価が低い人がシニアエンジニアとかリーダーみたいなポジションについてしまうと、それもまた不幸を招きがちです。 「自分に厳しい」と言えば聞こ
