『孤独のグルメ』(こどくのグルメ)は、久住昌之の原作を谷口ジローが作画した漫画作品である。 『月刊PANJA』(扶桑社)誌上で1994年から1996年にかけて連載されたのちに『SPA!』2008年1月15日号に読み切りとして復活し、以後『SPA!』上で2015年まで新作が掲載された。食品会社とコラボレーション企画と称して、商品を食する漫画を掲載することもある[1]。 2012年1月期からテレビ東京系でテレビドラマとしてシリーズ化され、2015年5月期から台湾でウェブドラマとしてシリーズ化されている。 個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に飲食店に立ち寄り食事を摂る様を描いたグルメ漫画である。主人公の中年男が独りでひたすらに食事を楽しむシーンに合わせて心理描写を綴り、劇的な展開などは少なく、あたかもドキュメンタリーのごとく淡々と物語が進行する。出先の食事が主題