http://mediag.jp/project/project/archive.html 26日(土)は、午後から文化庁のシンポジウムに参加。冒頭で短い挨拶をし、清水勲先生の講演のあと、佐々木果氏の司会による京都精華の吉村和真氏、明大の宮本大人氏、北九州漫画ミュージアムの表智之氏による各自発表とシンポジウムがあった。 マンガのアーカイブズの調査、連携についての構想は、マンガ研究の進展に伴う大きな課題になっている。どんな研究対象であっても、その歴史調査とその基礎となる「史観」の構築は必要な過程だが、マンガ史についても、戦前~戦後、前近代~近代史の連続性、非連続性、さらに海外との関係など、あらたな観点にもとづくアーカイブズ調査が課題となっている。 そうした課題に具体的にかかわってきた各氏による討議は、大変勉強になった。こうした討議は、僕も何度も企画してきたが、なかなか実質的な討議になりにくい
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