動画投稿サイト「ユーチューブ」に動画を投稿して広告収入を得る「ユーチューバー」として若者に人気の米国人男性ローガン・ポール氏が、富士山の北西、山梨県の青木ケ原樹海で自殺したとみられる遺体の動画を投稿して批判が殺到し、謝罪に追い込まれた。動画も削除した。米メディアが2日報じた。 ポール氏は富士山麓の樹海を仲間と散策した際に首をつって自殺したとみられる遺体を発見。一部始終を撮影した動画をユーチューブに一時投稿していた。批判を受け、ツイッターで謝罪した上で「自殺防止の意識を高めようとした」などと釈明した。 ワシントン・ポスト紙によると、ポール氏のユーチューブのチャンネルは10代の若者を中心に約1500万人の登録者がいる。青木ケ原樹海は富士山麓の北西、山梨県富士河口湖町と鳴沢村にまたがる約3千ヘクタールの原生林で、自殺者が多いことでも知られている。(共同)