おとん📚ミステリおじさん @oton5964 42年間ミステリ読み続けてるミスおじが、今でも「あー!コレって記憶消してからもう一度読みたいヤツや!」ってなってる大どんでん返しの傑作たち、リプ欄にツリーでつなげます。ネタバレだと思う人はクリック禁止。でも読みごたえバツグンなので、まずは紹介コメントだけでも楽しんでほしい。↓ 2025-01-19 06:00:00
Yumiko YOKOTA @derobement 横浜美術大学助教。博士(文学)。現代フランス哲学。バタイユを中心に、デリダ、ナンシー、エクリチュール・フェミニンなど脱構築系の哲学・思想研究。最近のテーマは哲学×エッセイ。ハムスターとまた暮らしたい(よもぎ🌈、ぽんず🌈)。「優雅な生活が最高の復讐である」を胸に、文化人・教養人になろうプロジェクトを勝手に展開中。 researchmap.jp/yumiko_yokota/ Yumiko YOKOTA @derobement 友人の貯金額を聞いて心底驚いたのだが、毎週映画に行かない、サブスク複数入会しない、研究費以外で本買わない、展示もコンサートも観劇もいかない、図録買わない、服買わない、家賃がうちの半分とかだとちゃんとしっかり貯金ができることを知ったのだが、多分それだと私の精神が死ぬ。 2025-01-11 15:07:07 Yumik
本キットは池澤夏樹氏の著書『ブッキッシュな世界像』(白水社)や『世界文学を読みほどく―スタンダールからピンチョンまで【増補新版】―』(新潮選書)に収録され、『百年の孤独』の文庫化に際して再編集したものです。ゴシック体で示したページ数は新潮文庫版のものです。物語の結末が記されていますのでご注意ください。〔 〕内は池澤氏が便宜的に登場人物に割り当てた識別子または注です。(新潮文庫編集部) © Natsuki Ikezawa. All Rights Reserved. PDF版ダウンロード マコンド〈百年の歴史実話・抄〉―豚のしっぽがやってくるまで― 9 アウレリャノ・ブエンディア〔大佐〕、銃殺隊を前に、氷を見た日を思う。 9 「マコンドも当時は……小さな村だった」〔つまりホセ・アルカディオ・ブエンディアの若かった当時〕まだものに名前がなく、いちいち指さしていた。メルキアデスたちが毎年三月に来る
PHOTO ©Paik Dahuim 光と糸 ハン・ガン 去年の1月、引っ越しのために倉庫を整理していたら、古い靴箱が一つ出てきた。開けてみると、幼年期につけていた日記帳が10冊あまり入っていた。表紙に「詩集」と鉛筆で書かれた薄い中綴じの冊子を見つけたのは、その日記帳の束の間からである。A5サイズのざら紙5枚を半分に折り、真ん中をホチキス止めした小さな冊子。題名の下には二本のくねくねした線が並べて引いてある。左から上がってくる6段の階段状の線と、右へ下っていく6段の階段状の線。表紙絵のつもりだったのだろうか? または単なる落書きだろうか? 冊子の裏表紙には1979という年度と私の名前が、中には合計八篇の詩が、表紙の題名と同じ鉛筆の筆跡できちんと書かれていた。ページの下にはそれぞれ違う日付が時系列で記入されている。八歳の子供らしい無邪気な拙い文章の中で、4月の日付がついた詩が一つ、目にとまっ
記事:白水社 アジア人女性として初めてノーベル文学賞を受賞したハン・ガンさんが、2024年12月7日、ストックホルムのスウェーデン・アカデミーでノーベル文学賞受賞記念講演を行ないました。[写真:THE NOBEL PRIZE HPより] 書籍情報はこちら 【Nobel Prize lecture: Han Kang, Nobel Prize in Literature 2024】 光と糸 去年の1月、引っ越しのために倉庫を整理していたら、古い靴箱が一つ出てきた。開けてみると、幼年期につけていた日記帳が10冊あまり入っていた。表紙に「詩集」と鉛筆で書かれた薄い中綴じの冊子を見つけたのは、その日記帳の束の間からである。A5サイズのざら紙5枚を半分に折り、真ん中をホチキスどめした小さな冊子。題名の下には二本のくねくねした線が並べて引いてある。左から上がってくる6段の階段状の線と、右へ下っていく6
2024年は54冊読みました。 ブロガーとかがやっているピックアップ記事を自分もやってみたかったので書きます。 大賞 『最高の集い方――記憶に残る体験をデザインする』集まりのデザインがわかる本。 正直、集まりは嫌いだ。生産性が無いというか、実りがない。 行ったところで食事をして、言いたくもないことを話して、キャラじゃないことをやらされる。 そんな感じだった。 しかし、本書を読んで、やはりそういったイベントが微妙に思えるのは当然のことだったと思えた。 実りのある集まりをする上で、必要なことが書かれていて、 会合はそもそも最初は何らかの問題を解決するため。特殊性 集まりのターゲットが狭いこと。独自性 ほかと違う。いつもと違う。賛否がわかれるものがいい。目的はゲストもありがたい。自然体は主催者として無責任。イベントは「知った瞬間」始まる。など。 集まりとは多くのことに繋がると思う。 日常生活で店
この数年のあいだで、英国の書店に入ったことがある人は気づいたはずだ。日本の小説が空前のブームであることに──。 日本の小説は、2022年の英国における翻訳小説すべての売上高の25%を占めたことが書籍売り上げデータサービス「ニールセン・ブックスキャン」の数字からわかっている。 その優勢は2024年、さらに目立っている。ガーディアンが入手した数字によれば、2024年の翻訳小説売り上げトップ40作品の43%が日本の小説だ。その第1位を飾ったのも、柚木麻子による、風刺的で社会意識の高い犯罪小説『Butter』(原題も『BUTTER』)だった。 『Butter』は2024年の「Books Are My Bag」読者賞のブレイクスルー作家賞も受賞した。この読者賞は書店が選書し、消費者が投票して決められる。 英国での現代日本小説の人気ぶりは、もちろん新しい現象ではない。しかし、英国で多種多様な日本人作家
Time line for context: 1969: born in Berkeley, California 1971: moved to Chicago 1973: moved to Menlo Park, California 1975: moved to Abingdon, England 1976: moved to Hinsdale, Illinois 1977: started playing piano, viola, and clarinet 1979: got a TRS-80 computer and dove deep into programming in BASIC 1983: started playing guitar, decided I wanted to be a successful musician 1987: moved to Boston
6年で60店も閉店したのに、むしろ売上高は伸びている…「ブックオフ」に起きている大変化を解説する 「一時的優位の連続」というセオリーに沿った勝ちパターン 1年間で10店舗超のペースで店舗数が減っている 「本を売るならブックオフ」のキャッチフレーズで広く知られた、書籍・AVソフトのリユース店「BOOKOFF(ブックオフ)」。2024年9月、そのブックオフが大量閉店をしていることが話題となった。 発端は、2024年9月24日。講談社「現代ビジネス」に寄稿された記事である。同報道では、関東エリアにおいて今年の10月だけでも4店舗が閉店を予定しており、他エリアにおいても今年は少なくとも3店舗が閉店していることが報じられ、ブックオフが窮地にあるのではないか、と締めくくられていた。 折しも、同社では従業員による架空取引などの不正が発覚しており、日本人の読書離れも絡めて、もう中古本業界が成り立たなくなっ
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:iPhoneのボイスメモはゲーム > 個人サイト webやぎの目 きっかけは意地悪でした、すいません なんとなく古本屋で80年代のデート本を買った。読んでみるとそれがいわゆるおじさん構文で書かれていたのだ。 ・軽くイッパイ、というライト・ドリンカーにはピッタンコ そうか、おじさん構文とは40年前に流行った文体だったのかもしれない。 だったらポパイやホットドッグプレスなどの当時のカルチャー誌もこの文体がいっぱい載ってるんじゃないか。そんなちょっとした意地悪からいくつか買ってみたのだった。 ではおじさん構文を満喫しますかな、と思って読んでみると………おや、へえ、ほほう。 すごく
「英語の多読って本当に効果あるの?」 「英語多読は上級者向けの勉強法で、初心者には向いていない?」 この記事では、英語の学習法としての多読について、まずは「多読とは何か」を紹介し、効果的な勉強のやり方を、おすすめのサイトやアプリとともに解説します。 英語の多読はメリットが多く、正しいやり方で継続できると英語力が面白いほどに伸びていく、最強の勉強法だと私は思っています。 「英語を読み取る力」がつくのはもちろんですが、リスニングやスピーキングの力も一緒に上がっていくので、資格試験や大学受験を控えた学生さんだけでなく、英会話力をアップさせたい大学生や社会人の方にもおすすめですよ。 幼児や小学生といった英語初心者からでももちろん取り組めるので、ぜひ自分に合ったレベルからスタートしてみてください。 執筆者:Lin 小4までアメリカの現地校に通い、帰国後は「英語はネイティブ並みでしょう?」という周囲の
(追記)今Kindleのランキングを見てみたら無料カテゴリ総合で1位になっていた。初めての増田の投稿でこんなことになるなんて夢にも思わず、ほんと皆んなには感謝している。嬉しすぎてコメント全部読んだので、鬱陶しくならない程度に文末に追加する。 ---- 自分としては「これは面白いものを作ったぞ!」と自信満々だったのだが、思ってたほどダウンロードされてないのでぜひ見てみてほしい。はてブではカレーの話題がちょくちょく上がるから、もしかしたらここに書けば俺らが届けたい人に届くんじゃないかと思った。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0DJX32B2G 416種類のスパイスレシピを載せていて、1700ページを超える分量を無料配信している。といっても、著者は俺じゃなくて近所の友達なんだけども。 ーーーー 言いたいことはこれだけだったんだけど、ついでに、ここにいたるまでの自分語り
娘が選んだ一冊:『絶望死のアメリカ』 日本で受験勉強中の娘は予備校で勧められた本をよく購入する。自分では買わないなぁ、という本がたまに購入されるので、結構楽しみにしている。先日も、Kindleでの書籍購入通知がメールで飛んできた。¥3,800、なかなか高い本を買うじゃねーか、娘。そして、本のタイトルは『絶望死のアメリカ』、総ページ数352ページ。これは読み応えがあり、面白そうな本だと思い、読み始めたら、やはり当たりであった。でかした、娘。 絶望死のアメリカ――資本主義がめざすべきもの 作者:アン・ケース,アンガス・ディートン みすず書房 Amazon 見捨てられた非大卒アメリカ白人層 この大作の要点を思い切ってまとめてしまえうと、 現代アメリカにおいて、非大卒白人アメリカ人の自殺、薬物、アルコールによる死亡(本書では絶望死と定義)は、飛躍的に伸びている 背景には、経済成長の果実を共有する輪
スウェーデンのストックホルムにある選考委員会は日本時間の10日午後8時すぎ、ことしのノーベル文学賞の受賞者に、韓国の現代文学を代表する作家のハン・ガン(韓江)氏(53)を選んだと発表しました。 ハン氏は1970年韓国の南西部クワンジュに生まれ、首都ソウルの大学で文学を学びました。 1993年に詩人としてキャリアをスタートし、その後、小説家としての活動を始めました。 代表作には2007年に発表された小説で、ある日、突然肉食を拒否するようになった女性の行動をきっかけに、家族の葛藤や、精神が崩れていく主人公の姿を描いた小説「菜食主義者」があります。 この小説が高く評価され、2016年、ハン・ガン氏はアジアの出身者としては初めてイギリスで最も権威ある文学賞の翻訳部門にあたる「ブッカー国際賞」を受賞し、世界的に注目を集めました。 多くの作品が日本語に翻訳され、日本でも人気の高い作家です。 韓国人がノ
第171回芥川賞 受賞作「サンショウウオの四十九日」 杏と瞬は双子。でも、周りからは一人の人間に見える。部分的に結合している他の結合双生児とは違い、ひとつの体を二人で完全に共有している。そのとき、心は、意識は、生命は、どちらのものになるのか――。杏は/瞬は、二人で暮らし、一人一人で考え続ける。 論文を書いているときに「降ってきた」 それ自体、純文学のような話だった。 「34歳か35歳、胃腸の医学論文を書いているときに、パッと場面が浮かんできたんです。偉いお坊さんが山中で木こりと出会い、あまりにも見事に木を切るので思わず見とれてしまう、というものでした。その場面が頭から離れず、文字にしてみると、どんどん物語が進んでいく。進んでいくから書くしかない。400枚くらいになってピタッと止まった。その前後にまた別の物語が浮かんできて、書き出す。それを繰り返すうちに、とうとう目の前に死にそうな患者さんが
こんばんは、きんどうです。先日「リアル書店の減少で新作との出会いがー!と心配されてるがKindleヘビーユーザー的にどうよ」みたいなアンケートを取りました。 Kindleヘビーユーザーに質問です。 リアル書店減少で「新しい本との出会いが減る」ことが懸念されてますが電子書籍を活用することで新作を買うことが — きんどう (@zoknd) October 6, 2024 電子書籍を活用することで新作と出会いやすくなったってそれなりに幅があると思うので。 年に数冊買うくらいの方の「新作との出会いがー」と毎月数十冊買う方のそれは違いますよね。どれくらい新作新刊1巻買います? — きんどう (@zoknd) October 9, 2024 なので、普段きんどう見てるようなKindleヘビーユーザーさんには「紙の書店が減ることで新作との出会いがー」というのは杞憂そうです。ただ、たしか”出版市場的には年
【追記】 ブクマカありがとうございます。 冒頭書かせていただいている通り村上春樹を数冊読んだ程度の人間のコメントなので、ハルキストの皆さんの春樹評とはもしかしたら乖離があるかもしれません。 現実だと作家や作品の感想を交換する場はなかなかないので、この投稿への感想含め皆さんで自由に村上春樹について話すきっかけになれば幸いです。 ――――――――――――――――――――――――――――― Xで盛り上がっているので便乗。 増田も村上春樹は好き嫌いがはっきり分かれるタイプの作家だと思う。 全部読んだわけじゃないけど数冊読んだ者として魅力と好きになれない点を書く。 ※スマホからの操作なのではてな記法は使わない 【魅力】 •特徴的な文体 よくネタになってる突拍子もない比喩と気取った語り口の主人公が織りなすおしゃれっぽい会話、そして英文の和訳のような文体の作り出す雰囲気の良さが唯一無二 •世界観 性にあ
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