【12月10日 AFP】パリ五輪のブレイキン女子での演技が世界的に嘲笑の的となったオーストラリアのレイチェル・ガン(ダンサー名:レイガン)選手(37)を題材にしたミュージカルが中止された。ガン選手の評判が傷つくことを恐れた法務チームから圧力があったためだという。 作品ではガン選手がパリ五輪で披露したダンスの動きが登場する予定で、もともと7日に初日を迎えるはずだった。 ガン選手はパリ五輪でカンガルーやスプリンクラーの動きをまねた独特なダンスを披露したが、審判の評価を得られず、着用していたウエアと合わせてネット上や深夜のトーク番組でやゆされた。 ミュージカルでガン選手を演じる予定だったコメディアンの女性が前週末にソーシャルメディアで語ったところによると、ガン選手の弁護士から会場に連絡があり、法的措置を示唆されたという。 女性によると、弁護士はガン選手が「カンガルーダンスの権利を保有している」た