南アフリカ共和国のゴドングワーナ財務相(2023年2月22日) Photographer: Dwayne Senior/Bloomberg 南アフリカ共和国のゴドングワーナ財務相は、同国がロシアに武器を供給したと主張する米国との対立は解消したと述べ、この対立で何らかの影響が生じる可能性は低いとの見解を示した。 米国のブリゲティ駐南ア大使は11日、記者団に対し、ロシアの貨物船が昨年12月にケープタウンにある南アの海軍基地から武器を受け取ったと発言。南ア政府はこれを否定、この主張を公にしたブリゲティ氏を非難した。 ゴドングワーナ氏が14日にケープタウンで応じたインタビューで説明したところによれば、米国がこの件で最初に懸念を伝えてきたのは2カ月前だった。南アのラマポーザ大統領は安全保障担当顧問および独立した判事に調査を依頼するとともに、緊張緩和のために米国へ代表団を派遣したという。 ゴドングワー