Google社のオンライン翻訳機能を利用し,ユーザーが希望する言語(ここでは中国語)で翻訳された字幕をGoogle TVで表示するデモ 「『WebTV』のときには,テレビに向いたWebコンテンツがなかった。『Viiv』では,最先端の技術はあったが,やはり適切なコンテンツやビジネスモデルがなかった(Tech-On!の関連記事)。『スマートTV』で,ようやくテレビに最適な技術やコンテンツ,ビジネスモデルがそろった」。2010年6月~10日に米国サンタクララで開催された「CONNECTIONS」のネットワーク家電イベントの基調講演で,米Intel Corp.,Digital Home Group,Retail Consumer Electronics,General MangerのWilfred Martis氏は,同社が推進するスマートTVの戦略について語った。スマートTVは,同社が米Googl
「COMPUTEX TAIPEI 2010」では,iPadが切り開いたタブレット端末市場に,米Intel Corp.がどう対処するか注目が集まっていた。しかし今回,それに対する明確な答えは見つけにくかった。具体的には「Atom」シリーズの一つで,タブレット端末に適したものになると考えられている次世代品「Oak Trail」(開発コード名)に関して,情報があまり開示されなかった。 判明したのは,主に消費電力が現行品の半分になることを目指していること,非常に大まかな回路ブロックの構成くらいである(図1)。なお対応OSは,Intel社とフィンランドNokia Corp.が推進するLinuxベースの「MeeGo」と,米Google Inc.が推進する「Android」,「Windows」である(図2)。 Intel社は記者会見の一つで,顧客が開発・販売中のタブレット端末をそろえて見せた(図3~4)
IntelとNokiaが中心となって進められていたモバイル向けのLinuxのプロジェクトが合同して誕生した「MeeGo」。オフィシャルサイトでネットブック向けのイメージが公開されている 「Android」「LiMo Platform」とLinuxをベースとしたオープンソースのモバイルプラットフォームが注目を集めているが、それらとは別にLinux FoundationのMeeGoプロジェクトがモバイルLinuxプラットフォーム「MeeGo 1.0」を5月25日に公開した。 MeeGoはスマートフォン、ネットブック、車載システムなど幅広い端末をターゲットとし、米IntelとNokiaがプッシュするプロジェクトだ。 MeeGoが合体するまで――「Moblin」と「Maemo」 MeeGoが最初に発表されたのは2010年2月の「Mobile World Congress 2010」だった。Inte
米Intel Corp. Executive VPのDadi Perlmutter氏は,「COMPUTEX TAIPEI 2010」の基調講演において,低価格マイクロプロセサ・シリーズ「Atom」を中心とした同社の商品戦略を大まかに示した(図1)。この中で興味深かったのは,Atomの拡販に向けて講演の冒頭,マイクロプロセサとは直接関係しない内容を述べたことである。 具体的には,「iTunes」によってアプリケーション・ソフトウエア(以下,App)の流通経路を変わりつつあることにキャッチアップすると強調した。Intel社は自らが推進する「MeeGo」というLinuxベースのオープンソースOSに,Appの販売チャネルをあらかじめ用意する(関連記事)。そして,それをASUSTek社が採用することを明らかにした(図2~3)。 講演での主な発言は以下の通り。 - 2009年の不況においてもネットブッ
文:Lance Whitney(Special to CNET News) 翻訳校正:吉武稔夫、高森郁哉2009年09月28日 11時49分 Intelが開発を主導するモバイル端末向けLinuxディストリビューションの新版「Moblin 2.1」は、モバイル市場とデスクトップ市場で「Windows」に影響を及ぼすことができるのだろうか? 米国時間9月22日から24日にかけてサンフランシスコで開催された「Intel Developer Forum」(IDF)において、IntelはMoblin 2.1のベータ版を披露した。このオープンソースOSは、スマートフォン、ネットブック、ネットトップ、モバイルインターネットデバイス(MID)、車載システムといった各種機器で稼働することが想定されている。 Moblin 2.1は今後、Googleの「Android」のような他のオープンソースOSと競合し、新
米IntelとフィンランドNokiaは2009年6月23日(米国時間),Intel製プロセッサ・ベースの新たなモバイル・コンピューティング機器/チップセット用アーキテクチャを共同開発すると発表した(関連記事:IntelとNovell,モバイル機器向けLinux「Moblin」推進で協力)。Intelにとって,この提携は「Atom」プロセッサを普及させてモバイル・コンピューティング分野での採用を拡大する上で,どうしても実現させたかったものだ。 英国の調査会社Ovumのデバイス担当主任アナリストであるAdam Leach氏は,「Atomプロセッサ製品系列を立ち上げてから,Intelはモバイル市場に対する真剣な姿勢を隠さなくなった。モバイル・デバイス市場に食い込むことで,旧来のパソコン/サーバー市場以外からの収入が増える結果につながればよいと考えている」と述べた。 一方Nokiaは,新たなタイプ
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画像左から、UQコミュニケーションズ田中氏、米インテルのマローニ氏、インテル日本法人の吉田氏 UQコミュニケーションズとインテルは6月8日、モバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」の正式サービス開始に伴い、共同記者発表会を開催した。 登壇したUQコミュニケーションズ 代表取締役社長の田中孝司氏は冒頭、発表会場が帝国ホテルの「光の間」であることにかけて、「ワイヤレスをやっているのに、どうして“光の間”か。次にここで発表会をやるときには、きっと“ワイヤレスの間”になっているはず」などと話し、関係者等の笑いを誘った。 田中氏は、2つのオープンモデルを開始すると話し、「デバイスのオープンモデル」としてリテールデバイス市場の形成、ネットワークのオープンモデルとしてMVNOについて説明した。当初はUQブランドで端末を提供するが、7月以降はさまざまな形で端末で提供されていくという。 今回、パソコン
[COMPUTEX]Intel,「50倍省電力」なMIDプラットフォーム「Moorestown」を解説。「Quake III」が軽快に動作 ライター:米田 聡 Anand Chandrasekher氏(Senior Vice President and General Manager, Ultra Mobility Group, Intel) COMPUTEX TAIPEI 2009の3日めに当たる現地時間2009年6月4日,「Intel Ultra Mobility Event」と称するセッションが開催された。 セッションの主役は,手のひらサイズのインターネット端末「MID」(Mobile Internet Device)。Netbookを考えてもらえば分かるとおり,現行の“Ultra Mobility”端末は,PCゲームをプレイすることがほとんど,あるいはまったく想定されていないが,今
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