Tim O'Reilly氏による、Web 2.0 Expoのキーノートのタイトルは「インターネット・オペレーティングシステム(OS)の現状」だった。インターネットのプラットフォーム化を"Web 2.0"という言葉で広めた同氏は、これまでにも何度かインターネットOSに触れてきたが、今回改めて主題に据えて、その主導権をめぐる争いの現状を語った。後半には、Apple、Google、Microsoft、Facebookなどの長所・短所を具体的に指摘。現時点でのインターネットOSのフロントランナーとして同氏が挙げた企業はというと……(答えは最後に)。 改めて「インターネットOS」を取り上げたTim O'Reilly氏 Googleに強まる邪悪な影 パソコンのOSに照らし合わせて考えれば、AmazonのWeb Services、Google App Engine、MicrosoftのAzureなどWe