画像の処理、圧縮ファイルの展開などといった操作は、ハードディスクに頻繁にアクセスしなくてはならないため、操作に時間がかかる。その点、高速アクセスが可能なRAMディスクなら、こういった作業もサクサクできる。イライラも軽減できるというものだ。 昔に比べ、メモリの価格は非常に安くなっていて増設するのも簡単だ。しかし32bit版のWindowsでは、3GB以上のメモリは「管理外領域」となってしまい、実際は使用できないため、むやみに増設しても意味はない。この使うことができないメモリ部分を有効活用するのにもRAMディスクは役立つだろう。 ■知っ得 No.0101 「ERAM」でRAMメモリをRAMディスクに 今回紹介する「ERAM」は、RAMディスクを実現するためのデバイスドライバだ。これを導入することで、WindowsでRAMディスクが扱えるようになる。 ●「ERAM」をインストールする 「ERAM
フリーで高機能な“RAMディスク”作成ソフト「VSuite Ramdisk Public Edition」の日本語版が公開された。Windows 2000/XP/Server 2003に対応しており、現在「VSuite Ramdisk」の公式サイト内にある“VSuite Ramdisk Unofficial Translations ”ページからダウンロードできる。なお、有償の上位版“Professional Edition”などの日本語版も公開されている。 「VSuite Ramdisk Public Edition」は、メインメモリ上に仮想ドライブを構築し、“RAMディスク”として利用できるソフト。フリーソフトながら、OS管理外のメモリ領域をRAMディスク化する機能や、OS終了時に記録内容をイメージファイルとしてバックアップする機能を備えている。 もともと設定画面がわかりやすいため、英
「VSuite Ramdisk Public Edition」は、メインメモリ上へ“RAMディスク”を構築できるソフト。32ビット版のWindows 2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、64ビット版WindowsやWindows Vista/7などには現在対応していないが、今後の対応が予定されている。 本ソフトは、メインメモリ上に仮想ドライブを構築して、“RAMディスク”として利用できるソフト。メインメモリの一部をそのままドライブとして利用するので、HDDよりもはるかに高速なデータの読み書きが可能になる。データアクセスの激しいテンポラリフォルダやページファイルなどをRAMディスク上へ配置しておけば、PC全体のパフォーマンス向上が見込めるだろう。 さらに、本ソフトはOS管理外のメモリ領域をRAMディスク化することも可
バッファローはこのほど、メモリ領域をRAMディスクとして利用可能なユーティリティ「BUFFALO RAMDISK ユーティリティー」の無償公開を開始した。 32ビット版Windowsでの管理領域(約3Gバイト強)内をRAMディスクとして割り当てることができるほか、管理領域外のメモリにも対応。なお管理領域外の確保については利用に制限があり、同社製メモリがPCに利用されている必要がある(搭載メモリのチェックはユーティリティにより自動認識が行われる)。 設定はユーティリティ画面から一括で行える簡単仕様で、RAMディスク領域のバックアップ機能なども搭載した。対応OSはWindows XP/Vista 32ビット版。 関連記事 玄人志向、DDR2メモリ対応のSATA接続RAMディスクキット2製品を発売 玄人志向は、任意にDDR2 SDRAMを搭載しRAMディスクを構成できる自作キット「KRSD-90
[運用] RAMディスク導入ガイド 3.細かい部分が配慮されたRamPhantom3 元麻布 春男 2009/01/22 RamPhantom3の使い勝手と性能 最初に試したのは、RamPhantom3だ。RamPhantom3には、同社製のメモリ製品(Windows対応品)の購入者が無料で利用可能な簡易版であるRamPhantom3 LEと、2480円でダウンロード販売されているRamPhantom3製品版がある。両者の違いは、LE版には作成可能なRAMディスクの容量について最大で合計2Gbytesまで(OS管理外最大1Gbytes、OS管理内最大2Gbytes)という制約があるのに対し、製品版にはそのような制約がないことだ。ここでは製品版のVersion 1.02を用いた。 ダウンロードしたRamPhantom3は自己解凍形式の実行ファイルになっており、ダブルクリックでデスクトップ上の
円高のおかげもあってか、最近はパソコン用のメモリが安い。秋葉原であれば、(ノーブランドではあるが)2GB×2枚の合計4GB分が5,000円前後で購入できるほど。デスクトップパソコンの場合、メモリスロットが4本搭載されているものが多いため、2GBのメモリを使えば最大で8GBとなるわけだが、これでも1万円程度という状況だ。しかし、メモリがいくら安くなっても、現在主流で使われている32bit版のWindows Vista/XPでは、それらを有効に使えない。というのは、これらのOSでは認識可能な最大メモリ容量は4GBまで。つまり8GBのメモリを搭載したとしても、その半分しか使えないのだ。 さらに問題はある。グラフィックカードやビデオキャプチャなどの「増設カード」は、通常3GB~4GBの領域にアドレスを確保する。これと重なったアドレスは、メモリとしては使えない。つまり、8GBとはいわず、4GBメモリ
アイ・オー・データ機器の「RamPhantom」は、メインメモリを高速ストレージとして転用するソフトウェアだ。10月8日に公開された「RamPhantom3 LE」では、32ビットWindowsが扱えない約3~3.5Gバイト以上の領域をRAMディスクとして利用できるようになり、OSの上限を超えるメモリを搭載した環境では特に有用なツールとなっている。RAMディスクの高速性を生かして、画像編集時の作業フォルダやWebブラウザのテンポラリフォルダに設定すれば、より快適な環境を実現できるはずだ。 同様の機能を提供するものとして、ERAM改やGavotte Ramdiskなど、すでに複数のソフトウェアが存在しているものの、RamPhantom3 LEは煩雑な設定をする必要がなく、初心者ユーザーでも簡単に導入できる。例えば、スライドバーでRAMディスクの容量を変更したり、IEとFirefox用に専用の
4GBメモリを載せているなら挑戦したいRAMディスク作成ツール。メモリの、システムに認識されない部分を超高速HDDとして利用するのだ。IOdata製のツール「RamPhantom3 LE」なら日本語の分かりやすい設定画面なので、初心者でも大丈夫なはず。 参考:要注意!RamPhantom3+iTunesでライブラリがぶっ壊れる? :教えて君.net 詳細不明だが、「RamPhantom3を入れたらiTunesのライブラリが頻繁に破壊されるようになった」という報告が上がっている。iTunesユーザーは導入を見合わせた方が良いかもしれない。 32bitのXPやVistaは、最大でも3GBちょっとしかメモリを認識できない。4GBメモリを載せた場合、システムに認識されない「OS管理外領域」というムダな領域が出てしまう。OS管理外領域を、RAMディスクという、いわば超高速書き込みが可能なHDDとして
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