本連載を読むような人なら、インターネットはある種の生命線になっていることでしょう。普段から様々なネットワーク通信ソフトウェアにお世話になっているはずです。ある日突然、通信が遅くなった、何かが負荷をかけているかもしれない、今回はそんな状況を気軽に調べられるRust製のGUIアプリケーション「Sniffnet」とCLIツール「bandwhich」について紹介します。 Rust製の高速なネットワークモニタリングツールであるSniffnet ネットワークに接続されたコンピューター上のソフトウェアは、日々何らかのマシンと通信を行っていることが一般的です。特にデスクトップマシンなら、ソフトウェアのアップデートやDHCPによるアドレスの確保、arp/neighに対する応答などなど、ユーザーが「何もしていなくても」、なにがしかの通信は行われています。 これはコンピューターでの作業中も同じで、何気なくブ
