日本一ノートを売る会社、コクヨの社員、下地寛也氏の書いた『考える人のメモの技術』(ダイヤモンド社)が、発売から1週間たらずで重版という売れ行きで話題だ。下地氏はこれまで、数多くの、「仕事ができる」といわれる人たちのメモ術をリサーチしてきた「ノートのプロフェッショナル」である。 下地氏に以下、「最強のメモ術」についてご寄稿いただいた。 コクヨ社員のノート:複数のノートを使い分けている人が多い 私はコクヨという日本で一番ノートを作っている会社で30年以上働いています。こう言うと、さぞノートの取り方にもこだわりがあるんでしょうねと思われるかもしれません。 たしかにずっとコツコツとメモを取る習慣はありました。しかしながら、数年前まではこれと言ったノウハウというものを意識したことはありません。 コクヨ社員のノートの使い方とは そんなある日(といっても7年前の2016年ですが)、これまで数冊の本を出版