『マクロスΔ』。元々マクロスシリーズ自体が「時代ごとの流行りを敏感に拾いながら、「三角関係」「可変戦闘機」「異文化との接触」というシリーズの根幹にある三つのテーマを描いていく」と言う作品なので、今回の『マクロスΔ』で「女性アイドルユニット物」という要素を組み込んでくる事に関しては「いつものこと」の範疇なんじゃないだろうか。アイドルアニメ、流行ってるからね。 とはいえ、アイドルアニメ自体の最近の動きとしては「数打ち当たる」じゃなくて「しっかりと計画的に狙って打つ」という傾向が強くなっていて、楽曲も含めた本物志向が強くなっているように思う。そのため数そのものは去年よりも確実に減少していて、今年放送されたアイドルアニメの完全新作と言えるタイトルは『ミリオンドール』と『アイドルマスターシンデレラガールズ』ぐらい。他は大体二期だったりする。この辺りについては「準備期間」と見る事もできるし、「ネタ切れ