(CNN) ここ数年、アップルの多機能タブレット端末「iPad(アイパッド)」の偽物が米国各州で出回っている。 米国マサチューセッツ州在住のスザンヌ・ナシッセさんは、同州ブロックトンのウォルマートでアップルの多機能タブレット端末「iPad(アイパッド)」の最新モデルを499ドルで購入した。 帰宅したナシッセさんは、早速箱を開けて、iPadの電源を入れたが何も起こらなかった。よく見ると、それはプラスチックで出来た偽物だった。それもかなりお粗末な代物で、スピーカーはマジックで小さい点で描かれているだけだった。 実はここ数年、同様の事件が米国各州の小売店で多発している。さらに悪いことに、購入者自身の詐欺である可能性もあるとして、店が払い戻しを拒むケースもある。 これまで報告されている偽物の大半はウォルマートで購入されたものだが、他の小売店でも同様の被害が出ている。 では、一体どのような手口なのか