米軍普天間飛行場所属のUH1Yヘリが沖縄県うるま市与那城伊計の伊計島の海岸に不時着した問題で、うるま市議会は9日午前、基地対策特別委員会(喜屋武力委員長)を開き、11日の臨時会で抗議決議と意見書の両案を提案する方針を決めた。
米軍機関係の事故やトラブルが相次いでいる沖縄。そこに集中する基地の問題に関連し、産経新聞が1月4日、「沖縄県が観光収入を過大発表 基地の恩恵少なく見せ、反米に利用か」という記事を配信した。 「県が米軍基地の関連収入を少なく見せるため、観光収入を過大発表している」という内容で、記事は広く拡散。これを根拠に「沖縄県は嘘をついている」などと批判する声も大きくなっている。 ただ、この記事は少なくともミスリードだ。この資料は、基地の恩恵を少なく見せるために作られたものでも、反米に利用するためのものでもない。全く違う文脈で作られている2つの資料を混同させる書き方をしている。 BuzzFeed Newsは、改めて産経新聞の報道内容をチェックした。 産経新聞が問題視したのは、沖縄県が「県民経済計算」という全国の都道府県が作る資料に添付した「参考資料」だ。 この参考資料に記載されていた「観光収入」に、収入に
沖縄県うるま市伊計島の海岸に不時着した米軍UH1Yヘリ=6日午後5時50分ごろ(小型無人機で撮影) 【伊計島=うるま】米軍普天間飛行場所属のUH1Yヘリ1機が6日午後4時ごろ、沖縄県うるま市与那城伊計島の東側の海岸に不時着した。県警や沖縄防衛局によると、乗員4人を含めけが人はおらず、機体の破損はみられなかったという。伊計島では昨年1月にも、普天間飛行場所属のAH1攻撃ヘリが農道に不時着した。昨年12月には宜野湾市内の保育園や小学校に米軍の部品が落下した事故が発生した。米軍関係の事故が多発している。伊計自治会は6日夜、緊急の役員会を開き、頻発する米軍の事故に抗議するため、1月中にも区民集会を開くことを決定した。 現場から約100メートル先には住宅がある。南西約13キロ先に米海軍ホワイトビーチがあるほか、約5キロ先には石油基地もある。 通報を受けた市消防本部によると、同機は浮原島訓練場(うるま
6日に続く米軍ヘリ不時着を受け、記者の質問に答える沖縄県の謝花喜一郎知事公室長=8日夜、県庁 「異常を通り越して、もう何と言えばいいのか」。3連休の間で2度の不時着。沖縄県幹部は一報を耳にした際、数秒間言葉を失った。県は10日に富川盛武副知事を上京させるなどし、県内にある全米軍機の総点検と飛行中止を政府に改めて求める。 県は昨年12月に宜野湾市の普天間第二小学校に米軍ヘリの窓が落下する事故が起きた際にも同様に求めた。しかし政府は県の訴えを「ロジックが分からない」(山本朋広防衛副大臣)などと一蹴した。今回の不時着の続発は政府の現状認識の甘さ、危機感の薄さが招いた事態ともいえる。 「What’s going on?!(一体、どうなっているんだ?!)」。富川氏は8日夕、電話で在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官に事態の説明を迫った。午後6時40分ごろ、ニコルソン氏が電話で富川氏に読谷
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